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J-GLOBAL ID:201702234274914281   整理番号:17A0503574

血清メタボロームプロファイリングは非閉塞性無精子症男性の特性を同定する

Serum Metabolomic Profiling Identifies Characterization of Non-Obstructive Azoospermic Men
著者 (10件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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男性の不妊は,一般的な健康の問題であり,病因が不明な非閉塞性無精子症は,臨床医にとって最も困難な課題の一つである。本研究の目的は,非閉塞性無精子症の男性で見られる異なる血清代謝パターンを調べ,精子形成不全に関わるバイオマーカー候補を見出すことである。非閉塞性無精子症(n=22)と健常なコントロール(n=31)から採取した血清試料を,高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(HPLC-MS/MS)により調べた。血清メタボロームプロファイリングにより,非閉塞性無精子症患者と健常コントロール被験者を区別することが可能であった。計24の代謝産物をスクリーニングし,マーカー候補として同定したが,それらの多くは,エネルギー生産,酸化ストレス,および精子形成における細胞アポトーシスに関するものであった。さらに,研究の結果は,非閉塞性無精子症患者においては,D-グルタミンとD-グルタミン酸代謝,タウリンとヒポタウリン代謝,ピルビン酸代謝,クエン酸サイクル,およびアラニン,アスパルギン酸,グルタミン酸代謝が乱れていることを示していた。本研究の結果は,血清の代謝異常が,非閉塞性無精子症の原因に寄与していることを示している。本研究は,血清のメタボロミクスにより,非閉塞性無精子症の特異的な代謝パターンを同定できること,また,男性不妊の病因への新規な見識が得られることを支持している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  代謝一般  ,  泌尿生殖器の基礎医学 
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