文献

J-GLOBAL ID：201702234300421511   整理番号：17A2006680

結腸直腸癌における疲労管理への実際的アプローチ【Powered by NICT】

A Practical Approach to Fatigue Management in Colorectal Cancer

著者 (5件)： Aapro Matti (Multidisciplinary Oncology Institute, Clinique de Genolier, Genolier, Switzerland) ,  Scotte Florian (Oncology Department, Georges Pompidou European Hospital, Paris, France) ,  Bouillet Thierry (Oncology Department, University Hospital Avicenne, Bobigny, France) ,  Currow David (Palliative and Supportive Services, Flinders University, Adelaide, Australia) ,  Vigano Antonio (McGill Nutrition and Performance Laboratory and Division of Supportive and Palliative Care, McGill University Health Centre, Montreal, Canada)
資料名： Clinical Colorectal Cancer  (Clinical Colorectal Cancer)
巻： 16  号： 4  ページ： 275-285  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3205A  ISSN： 1533-0028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌関連疲労が重篤で複雑であり,結腸直腸癌患者が経験する最も一般的な症状の一つとしてだけでなく,生活の質,日常生活の活動,および最終的に生存を危険にさらす可能性がある。癌関連疲労の定義に関するコンセンサスが不足しているが,定義は緩和ケア(EAPC)とNational Comprehensive Cancer Network(NCCN)のためのEuropean Associationofにより提案されている。多くの癌および治療関連因子は,疲労,疾患進行,共存症,貧血などの医学的合併症,他の薬物の副作用,及び多くの身体的および心理的要因を含むに寄与することができる。これは治療の用量を減少させる前に疲労に寄与する可能性がある取り組み因子の重要性を強調した。NCCNガイドライン及びEAPCは癌患者における疲労を管理するための手法を提案したが,比較的少数の治療薬は無作為化対照試験における疲労を軽減することが示されている。身体活動は疲れの種々の原因を相殺するのを助けることができる物理的性能のマーカーに多くの有益な生理学的変化をもたらすことが認識されている。大腸癌で適切に管理され,モニターされた患者では,新たな証拠は運動プログラムは,がん関連倦怠感,生活の質および臨床転帰に及ぼす好ましい影響を持つかもしれないことを示し,従って化学療法耐性患者に役立つ可能性がある。本レビューでは,結腸直腸癌患者における疲労を評価し,臨床医はこの一般的な問題を管理するのに役立つことを治療アルゴリズムへのアップデートを提案した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 大腸腫瘍 ,  クオリティオブライフ ,  *患者 ,  治療法 ,  緩和ケア ,  薬物療法 ,  貧血 ,  ランダム化比較試験 ,  日常生活動作
準シソーラス用語： 治療アルゴリズム ,  転帰 ,  運動プログラム ,  癌患者 ,  NCCNガイドライン ,  *結腸直腸癌 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 癌管理 ,  癌関連疲労 ,  大腸癌 ,  運動 ,  生活の質

分類 (3件)： 消化器の腫よう  (GH04000D) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C) ,  抗腫よう薬の臨床への応用  (GW16020L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 結腸直腸癌 ,  疲労