文献

J-GLOBAL ID：201702234350688631   整理番号：17A0703726

固体高分子マイクロニードルパッチ前処理は皮膚への薬物分子の透過性を増強する【Powered by NICT】

A solid polymer microneedle patch pretreatment enhances the permeation of drug molecules into the skin

著者 (5件)： Li Qiu Yu (Beijing Laboratory of Biomedical Materials, College of Materials Science and Engineering, Beijing University of Chemical Technology, Beijing, 100029, P. R. China. [e-mail]) ,  Zhang Jia Nan ,  Chen Bo Zhi ,  Wang Qi Lei ,  Guo Xin Dong
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 25  ページ： 15408-15415  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 皮膚前処理のための固体マイクロニードル(MN)は,皮膚透過性を増加する能力のため,近年かなりの注目を集めている。Dermaroller,シリコンMNなど市場におけるマイクロニードルを用いたいくつかの承認された化粧品であるが,生分解性高分子からなるより安全なMNを商品化されていない。固体高分子MNは大量生産と臨床応用への展望を実現する理論データの支援を必要とする。本研究では,微小針の機械的特性および安定性,および前処理した皮膚への薬物透過性に対する皮膚にMN寸法,薬物濃度,薬物製剤の粘度と薬物の投与時間の影響を系統的に研究ポリ乳酸(PLA)MNを採用することを目的とした。600μmの高さでMNを示した複数の応用試験は良好な機械的安定性性能を有していた。256MN/cm~2の密度を持つ800μm深さマイクロニードル及びマイクロニードルした薬物透過性を向上させるために最も導電性。さらに,薬物濃度の増加は,薬剤の透過量,薬物透過速度に及ぼす影響を増加させた。薬物粘度の増加に伴い,薬物透過量は減少した。1Hで皮膚への薬物の投与時間を延長するために,薬物透過量は安定した値を達成し,1時間後に本質的に変化しない。最後に,MNにより誘導された浸透効果はin vivoでインシュリンデリバリーによって実証された。糖尿病マウスの血中グルコースレベルはMN挿入後の皮膚へのインシュリンの増加した透過性のために5時間で初期レベルの29%に減少した。結論として,生分解性高分子固体マイクロニードルは無痛で角質層を貫通と薬物と活性成分の吸収を促進することができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 粘度 ,  安全性 ,  角質層 ,  導電性 ,  機械的性質 ,  *前処理 ,  化粧品 ,  インスリン ,  ポリ乳酸 ,  浸透 ,  製剤 ,  生分解性高分子
準シソーラス用語： 皮膚透過性 ,  *マイクロニードル ,  *透過性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 医療用機器装置  (GA05020L) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (10件)： 固体 ,  高分子 ,  マイクロニードル ,  パッチ ,  前処理 ,  皮膚 ,  薬物 ,  分子 ,  透過性 ,  増強