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J-GLOBAL ID:201702234373362458   整理番号:17A1022360

ヒト血しょう中の癌バイオマーカーの検出のための炭水化物ベースの電気化学バイオセンサ【Powered by NICT】

Carbohydrate-based electrochemical biosensor for detection of a cancer biomarker in human plasma
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  ページ: 178-185  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オートクリン運動因子(AMF)はin vitroでの腫瘍細胞の運動性とin vivoでの転移を刺激する腫瘍由来サイトカインである。AMFは予後不良と癌患者の血清または尿で検出された。癌バイオマーカーとして報告され,体液にAMF分泌は転移形成に密接に関係している可能性がある。本研究では,ウサギ筋肉(RmPGI)からのAMFの蛋白質モデル,すなわちグルコースりん酸イソメラーゼの検出と定量のために設計した高感度で特異的な炭水化物ベース電気化学バイオセンサ。,RmPGIはAMFと高い相同性を示し,AMF活性を有することが示されている。バイオセンサは酵素基質D-フルクトース6-りん酸(F6P)の共有結合により構築した。固定化は非特異的相互作用を防止するためのエチレンジアミンと末端アミンポリエチレングリコール鎖の電気化学的パターン形成により得られたアミノ化表面を通じたボトムアップ手法に従って金表面電極上で達成された。炭水化物-蛋白質相互作用は10fMから100nMの範囲で定量した。複合体形成は電気化学インピーダンス分光法及び矩形波ボルタンメトリーによる酸化還元対Fe~2+/Fe~3+のモニタリングにより解析した。Dグルコース6りん酸デヒドロゲナーゼのような他の非特異的解糖蛋白質と比較した場合,F6Pバイオセンサは6.6fMと高い選択性の検出限界を示した。スパイクした血しょうにおける蛋白質の検出を実証し,95%の精度は,PBS(リン酸緩衝生理食塩水)で得られた結果と比較して得られた。F6Pバイオセンサはバイオ受容体として酵素基質を用いた糖質をベース電気化学バイオセンサの設計に必要な概念の非常に有望な証拠である。このようなバイオセンサは,関心のある他の蛋白質バイオマーカーを検出するために一般化することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分析機器  ,  生化学的分析法 
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