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J-GLOBAL ID：201702234393931706   整理番号：17A0526826

新しい薬剤標的としてのクラスIIホスホイノシチド3-キナーゼ

Class II Phosphoinositide 3-Kinases as Novel Drug Targets

著者 (6件)： FALASCA Marco (Curtin Univ., Western Australia, AUS) ,  HAMILTON Justin R. (Monash Univ., Victoria, AUS) ,  SELVADURAI Maria (Monash Univ., Victoria, AUS) ,  SUNDARAM Krithika (Monash Univ., Victoria, AUS) ,  ADAMSKA Aleksandra (Curtin Univ., Western Australia, AUS) ,  THOMPSON Philip E. (Monash Univ., Victoria, AUS)
資料名： Journal of Medicinal Chemistry  (Journal of Medicinal Chemistry)
巻： 60  号： 1  ページ： 47-65  発行年： 2017年01月12日 
JST資料番号： D0102A  ISSN： 0022-2623  CODEN： JMCMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3Ks)は,脂質キナーゼであり,ホスホイノシチドのイノシトール環内のD3位のリン酸化を触媒する。生じた脂質生成物は,何種類かのシグナリング分子に結合し,活性化を調節し,最終的に多くの細胞機能を調節する。PI3Ksは,その発見以来,酵素の生理的な役割の解明に興味が持たれている。発見以来,クラスI PI3Ksは,多くの面で,良く検討されている。クラスII PI3Ksの細胞内での役割および調節機構は,あまり知られていなかったが,クラスII PI3Ksの異なる生理的および病理的役割での重要性が見出されるようになっている。この総説では,クラスII PI3Ks阻害剤を概説し,このような阻害剤の臨床応用について考察した。

シソーラス用語： ターゲット ,  *ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  リン脂質 ,  水溶性ビタミン ,  リン酸化 ,  リポゲネシス ,  細胞生理 ,  薬理作用 ,  病理 ,  *酵素阻害剤 ,  利用 ,  糖アルコール
準シソーラス用語： 薬物標的 ,  *クラスIIホスホイノシチド3-キナーゼ ,  ホスホイノシチド ,  細胞シグナリング ,  細胞機能 ,  *ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ阻害剤 ,  臨床応用

分類 (2件)： 酵素製剤・酵素阻害剤の臨床への応用  (GW21020H) ,  基礎治療学  (GC03012A)

物質索引 (1件)： イノシトール

タイトルに関連する用語 (2件)： 薬剤標的 ,  クラスIIホスホイノシチド3-キナーゼ