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J-GLOBAL ID:201702234414050368   整理番号:17A1426360

β-エレメンは小胞体ストレスを調節するPERK/IRE1α/ATF6経路を介して非小細胞肺癌細胞のアポトーシスを誘導する【Powered by NICT】

β-elemene regulates endoplasmic reticulum stress to induce the apoptosis of NSCLC cells through PERK/IRE1α/ATF6 pathway
著者 (24件):
資料名:
巻: 93  ページ: 490-497  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小胞体ストレス(ER)は非小細胞肺癌(NSCLC)の病因の重要な原因と見なされている。β-エレメンは薬草,Curcuma wenyujinから抽出された精油の活性成分であり,非小細胞肺癌(NSCLC)に対して有効であることが報告されている。しかし,NSCLCを阻害するERの調節に及ぼすβ-エレメンの潜在的効果および基になる機構は,不明のままである。本研究では,A549細胞及びLewis担癌C57BL/6Jマウスはこの効果を評価するために確立した。Visualsonics Vevo2100小動物専用高周波カラー超音波はin vivoでの腫瘍体積を観察した。3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾールイウムブロミド(MTT)は,A549細胞の細胞生存を評価した。さらに,ウェスタンブロット法(WB),免疫組織化学(IHC)および定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(q PCR)はER関連蛋白質を検出した。フローサイトメトリーはまた,活性酸素種(ROS)生成のための細胞アポトーシスと測定キットの検出に適用した。著者らの結果は,β-エレメンは用量および時間依存的に肺癌腫瘍増殖と細胞生存を阻害することを示した。だけでなく,β-エレメンはPERK,IRE1α,ATF6,AT F4,CHOPなどのER関連蛋白質をアップレギュレートし,Bcl-2発現が下方制御された。より重要なことは,ER阻害剤4-PBA,IRE1α阻害剤STF083010,ATF6阻害剤抗ATF6およびPERK阻害剤GSK2656157は全ての蛋白質発現変化とアポトーシス速度の振幅を減少させ,次にβ-エレメンの抗腫瘍効果を弱めることができる。in vivoおよびin vitro研究はβ-エレメンの抗NSCLC効果はPERK/IRE1α/ATF6経路を介してERの活性化と密接に関係していることを明らかにし,これはNSCLCの臨床治療のために有益である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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呼吸器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
物質索引 (1件):
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