抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】急性冠症候群(ACS)患者における血清炎症因子および血管内皮因子に及ぼすロスバスタチンの影響を調査することを目的としているものであると思われる患者における血清中炎症性因子および血管内皮因子の影響を調査する。方法:ACS患者70例を無作為に対照群と観察群に分けた。両群の患者は通常の治療を行い、対照群はルーチンの基礎にアトルバスタチン(20 mg/d)を加え、観察群はロスバスタチン(10 mg/d)を投与し、両群の治療コースはいずれも8 wであった。両群の患者の血栓溶解後の血中脂質、血清炎症因子の変化及び不良反応を観察し、比較した。【結果】治療前の2つの群の間には,有意差がなかった。治療終了後、両群患者の総コレステロール(TC)、トリグリセリド(TG)、低密度リポ蛋白コレステロール(LDL-C)レベルは治療前より低下し、高密度リポ蛋白コレステロール(HDL-C)レベルは治療前より上昇した。観察群のTC、TG、LDL-Cの低下幅、HDL-Cの上昇幅は対照群より明らかに高かった(P<0.05)。両群の腫瘍壊死因子(TNF)-α、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)-9、過敏性C反応性蛋白(hs-CRP)、エンドセリン(ET)レベルはいずれも治療前より低下し、一酸化窒素(NO)レベルは治療前より上昇した。しかし,観察群における炎症因子と内皮因子のレベルは,有意に増加した(P<0.05)。術後3カ月以内に、観察群の患者に狭心症が3例、心筋梗塞が0例、心臓イベントの発生率が8.6%であった。対照群において、狭心症3例、心筋梗塞1例、心臓イベントの発生率は11.4%であり、両群患者の心臓イベント発生率には統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。結論:ロスバスタチンはACS患者の血中脂質レベルを効果的に改善し、体内炎症反応を抑制し、損傷した血管内皮機能を改善し、術後3カ月の心臓イベントの発生率を低下させる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】