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J-GLOBAL ID:201702234562325747   整理番号:17A1122990

土壌のCとNの蓄積と細菌群集動力学と活性とのカップリングに及ぼす根多様性の影響:30年間の回転実験の結果【Powered by NICT】

Impact of root diversity upon coupling between soil C and N accumulation and bacterial community dynamics and activity: Result of a 30year rotation experiment
著者 (8件):
資料名:
巻: 292  ページ: 87-95  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0256B  ISSN: 0016-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多くの生態系機能とプロセスが生物多様性に依存するが,土壌細菌集団および諸過程に及ぼす農業生態系における根多様性の影響はほとんど知られていない。我々の目的は,土壌細菌群集組成に及ぼす作物輪作による増加した根の多様性の重要性と土壌炭素(C)および窒素(N)蓄積,土壌肥沃度に重要な役割を果たしているとの関係を調べることであった。30年輪作の圃場試験では,表層土,土壌CおよびN蓄積速度における根のバイオマス入力に差はなかったが,土壌微生物活性および細菌群集組成を調べた。土壌CおよびN蓄積速度と微生物バイオマス含量は一般的に回転後に増加し,穀類穀類輪作よりもマメ科-穀類輪作における大きな増加であった。輪作は土壌微生物活性(土壌呼吸,潜在的N無機化)を増加させたが,土壌細菌の多様性に影響しなかった。細菌群集構造における増大した細菌の存在量と変化と回転土壌の優占細菌門の豊度は土壌CおよびN蓄積と微生物活性の増加に関連していた。著者らの結果は,回転による増加した根の多様性は土壌細菌群集構造に影響を及ぼし,CおよびN蓄積速度を増強することにより土壌肥沃度を増加させ,土壌有機Cおよび肥沃度に及ぼす正の効果を引き起こす可能性があることを示唆した。マメ科-穀類回転の影響は穀類穀類輪作のそれより大きかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  土壌学一般 

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