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J-GLOBAL ID：201702234604883313   整理番号：17A1109284

局所冶金的注入として低変態温度材料(LTT)を用いた電子ビーム溶接における引張り残留応力低下の確認-第2報:残留応力測定

Confirmation of tensile residual stress reduction in electron beam welding using low transformation temperature materials (LTT) as localized metallurgical injections - Part 2: Residual stress measurement

著者 (4件)： GACH Stefan (RWTH Aachen Univ., DEU) ,  OLSCHOK Simon (RWTH Aachen Univ., DEU) ,  FRANCIS John Anthony (Univ. Manchester, GBR) ,  REISGEN Uwe (RWTH Aachen Univ., DEU)
資料名： Materials Testing  (Materials Testing)
巻： 59  号： 7/8  ページ： 618-624  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0278A  ISSN： 0025-5300  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶接時の残留応力は,溶接部品の変形を誘起すると共に機械的特性に影響を及ぼすためその低減が求められている。本研究では,炭素マンガン鋼の電子ビーム溶接時の変形を防止する目的で,低変態温度材料(LTT)をフィラー材料として用い,溶接部の残留応力に対する効果を調べた。電子スペックル干渉法と穿孔法を用いて溶接シームから熱影響部を経て熱影響のない母材にわたる残留圧縮応力分布を調べた。また,通常のフィラー線材(G3Si1)を用いた結果と比較した。その結果,LTTフィラーを用いた時の残留応力のレベルはG3Si1フィラー線材を用いた時よりも小さく,溶接シームから離れるに従って圧縮応力は低下することを明らかにした。また,測定されたせん断応力は無視できる程度であった。

シソーラス用語： *電子ビーム溶接 ,  *溶加材 ,  引張応力 ,  残留応力 ,  *応力測定 ,  スペックル干渉法 ,  降伏応力 ,  溶接変形 ,  マルテンサイト変態 ,  応力分布 ,  膨張 ,  溶接熱影響部 ,  母材
準シソーラス用語： 体積膨張 ,  *低変態温度溶接材料 ,  電子スペックルパターン干渉法

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  金属材料  (HC02020X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 冶金 ,  注入 ,  変態温度 ,  電子ビーム溶接 ,  引張り残留応力 ,  残留 ,  応力測定