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J-GLOBAL ID：201702234637889112   整理番号：17A0513753

能動的なマイクロローラの閉込められた懸濁液のBrown動力学

Brownian dynamics of confined suspensions of active microrollers

著者 (3件)： Balboa Usabiaga Florencio (Courant Institute of Mathematical Sciences, New York University, New York, New York 10012, USA) ,  Delmotte Blaise (Courant Institute of Mathematical Sciences, New York University, New York, New York 10012, USA) ,  Donev Aleksandar (Courant Institute of Mathematical Sciences, New York University, New York, New York 10012, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 13  ページ： 134104-134104-11  発行年： 2017年04月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 壁の上に沈殿したコロイド状ローラの活性懸濁液中で,最近観測されたフィンガリング不安定性[M.Driscoll,B.Delmotte,M.Youssef,S.Sacanna,A.Donev,およびP.Chaikin,Nat.Phys.(2016年),preprint arXiv:1609.08673]の多体Brown動力学シミュレーションを行うための効率的な数値解法を開発した。Brown動力学の方程式に対する確率的Adams-Bashforth積分器を与えた。これは同じコストであるが,広く使われているEuler-Maruyama方式よりも精確である。配置依存移動度行列の発散に比例する確率的ドリフトを捕捉するために,ランダムな有限差分を用いた。Krylov法を用いてBrown増分を生成し,重力または能動的な流れによって滑りのない壁の近くにとどまるように閉込められた粒子について,反復の数は粒子の数とは無関係であることを示した。能動的なローラを用いた著者らの数値実験は,初期の状態とその後の発展の両者において,能動的な流れによって支配される壁の上のコロイドの特徴的な高さを熱ゆらぎが設定することを示している。特徴的な高さは,次に,運指不安定性の発生のための時間スケールおよび波長を制御する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *コロイド ,  *動力学 ,  *ローラ ,  *フィンガリング ,  *不安定性 ,  *計算機シミュレーション ,  閉込め ,  数値解法 ,  ドリフト ,  方法論 ,  微粒子 ,  懸濁液 ,  ゆらぎ ,  沈殿 ,  粒子
準シソーラス用語： *Brown動力学 ,  *動力学シミュレーション ,  多体系 ,  確率的方法 ,  コロイド粒子 ,  熱ゆらぎ ,  活性粒子

分類 (4件)： コロイドのレオロジー  (BL01012I) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (3件)： ローラ ,  懸濁液 ,  Brown動力学