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J-GLOBAL ID:201702234643515398   整理番号:17A1496782

ヒスチジンに富む細胞透過性ペプチドLAH4L1のpH依存性膜相互作用【Powered by NICT】

pH-Dependent Membrane Interactions of the Histidine-Rich Cell-Penetrating Peptide LAH4-L1
著者 (8件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 1290-1300  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0298A  ISSN: 0006-3495  CODEN: BIOJAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒスチジンに富むデザイナーペプチドLAH4-L1は,核酸を含む貨物,ポリペプチド,アデノ随伴ウイルス,及びナノドットの多種多様な抗菌と強力な細胞透過性活性を示した。ペプチドとカーゴ間に形成された非共有結合複合体はエンドソーム経路を介して細胞に入るpHが中性から酸性に変化する。,静的固体NMR分光法を用いたりん脂質二分子層とその膜トポロジーを有するペプチドの膜相互作用を調べた。配向~15N固体NMRは1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-glycero-3-ホスホコリン(POPC)と1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-glycero-3-ホスホ-L-セリン(POPS)3:1モル/モルから成る膜と中性pHで,ペプチドは膜貫通トポロジーを採用することを示した。~31pと~2H固体NMRスペクトルを液晶1,2-ジミリストイル-sn-glycero-3-ホスホコリン(DMPC)及びPOPC/POPS3:1リポソームは調査した最高ペプチド濃度でも二重層巨視的相を保持し,1:5のペプチド/脂質比でリン脂質の偏球配向分布を持つことを示した。pHが5では,エンドソームと同様に,同時にそれはPOPC/~2H_31POPS3:1の重水素秩序パラメータのかなりの低下を誘導するペプチド/脂質比1:25でLAH4-L1の配列であるPOPC/POPS3:1二分子層(偏長変形)に平行であった。添加では,機械的に支持された脂質膜で試験した時,リン脂質配列の顕著な無秩序が観察された。よりもより高いペプチド濃度の存在下で,脂質スペクトルは磁気的に配向または等方性バイセルの形成を示唆することを観測した。膜破壊効果はゲル相DMPC膜の増強された。酸性環境における四つのヒスチジンのプロトン化により,LAH4-L1の全体電荷と疎水性モーメントはかなり変化し,ペプチドの多くは貨物から放出される。,両親媒性ペプチド配列はエンドソーム膜を破壊し,このオルガネラからの高効率的な放出を保証するために利用可能になっている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  細胞生理一般 
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