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J-GLOBAL ID：201702234660138595   整理番号：17A0903558

逸脱者の存在を考慮した津波避難ルールの脆弱性の分析

MEASURING VULNERABILITY OF TSUNAMI EVACUATION RULES TAKING ACCOUNT OF COMPLIANCE OF EVACUEES

著者 (4件)： 中居楓子 (京大 防災研 巨大災害研究セ) ,  畑山満則 (京大 防災研 巨大災害研究セ) ,  MOCHIZUKI Junko (International Inst. for Applied Systems Analysis, Laxenburg, AUT) ,  SEBASTIAN Poledna (International Inst. for Applied Systems Analysis, Laxenburg, AUT)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 55  ページ： ROMBUNNO.18-03  発行年： 2017年05月29日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 津波避難では,同時に多くの人が同じ方向に逃げるため,渋滞が生じやすい。そのため,地域の問題に応じた環境整備や避難ルールの検討を事前におこなっておく必要がある。しかし,過去の災害において避難時の「原則徒歩」ルールが守られていない事実からもわかるように,避難時のルールを決めても,それに沿わない行動をする住民(逸脱者)が出る可能性は十分にある。また,逸脱者の存在によって,地域の避難ルールが効果を発揮しない場合もあると考えられる。本研究では,逸脱者の存在が,他の地域住民の避難にかかる所要時間に与える影響について,「限界損失」を用いて評価する。また,その結果から,原則徒歩ルールがもたらすはずの本来の効果が低減される可能性を指摘し,「ルールがもつ脆弱性」として分析をおこなう。(著者抄録)

シソーラス用語： *津波対策 ,  津波 ,  *避難 ,  *規則 ,  マルチエージェントモデル ,  人間行動 ,  利用 ,  自動車 ,  ターンアラウンド時間
準シソーラス用語： *津波避難 ,  浸透圧脆弱性 ,  *避難ルール ,  ルール違反 ,  避難行動 ,  自動車利用

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 津波 ,  避難 ,  ルール ,  脆弱性 ,  分析