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J-GLOBAL ID:201702234672131855   整理番号:17A1629560

ベルベリンはRAW264.7細胞における調節Sirt1/NF/NF-κBシグナル伝達経路を介してLPS誘発炎症を抑制する【Powered by NICT】

Berberine suppresses LPS-induced inflammation through modulating Sirt1/NF-κB signaling pathway in RAW264.7 cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 52  ページ: 93-100  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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慢性炎症は多くの疾患の病因における主要な寄与因子である。天然物ベルベリン(BBR)は,in vitroおよびin vivoで強力な抗炎症効果を示すが,基になる機構は,不明のままである。NAD~+依存性蛋白質デアセチラーゼSirt1は最近炎症の発生と進行の調節に重要な役割を果たすことが分かった。Sirt1は炎症に及ぼすBBRの阻害効果を仲介することを推測した。LPS刺激RAW264.7マクロファージにおいて,BBR処置は,MCP-1,IL-6及びTNF-αなどの炎症性サイトカインの発現を顕著にダウンレギュレートした。重要なことに,BBRはSirt1のLPS誘導ダウンレギュレーションを逆転させた。一貫して,炎症性サイトカイン発現に及ぼすBBRの阻害効果はEX527,Sirt1阻害剤またはSirt1siRNAによりSirt1阻害により消失した。さらなる機構的研究では,NF-κBのBBR誘導阻害はSirt1依存であり,Sirt1を不活性化する薬理学的または遺伝的のいずれかIκBα分解,IKKりん酸化,NF-κBのp65アセチル化とDNA結合活性を促進したことを明らかにした。まとめると,著者らの結果はBBRはSirt1依存機構を介したNF-κBシグナル伝達の阻害を介してマクロファージにおける炎症反応を抑制したことの最初の証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  生体防御と免疫系一般  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 
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