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J-GLOBAL ID：201702234672373433   整理番号：17A0897080

芳香族ニトロ化合物に対する現実味のある蛍光プローブとしてのアミノ官能化MIL-101(Fe)金属-有機骨格構造

Amino-functionalized MIL-101(Fe) metal-organic framework as a viable fluorescent probe for nitroaromatic compounds

著者 (5件)： KARTHIK Peramaiah (SRM Univ., Tamil Nadu, IND) ,  PANDIKUMAR Alagarsamy (SRM Univ., Tamil Nadu, IND) ,  PREEYANGHAA Mani (SRM Univ., Tamil Nadu, IND) ,  KOWSALYA Mariyappan (SRM Univ., Tamil Nadu, IND) ,  NEPPOLIAN Bernaurdshaw (SRM Univ., Tamil Nadu, IND)
資料名： Microchimica Acta  (Microchimica Acta)
巻： 184  号： 7  ページ： 2265-2273  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： D0076A  ISSN： 0026-3672  CODEN： MIACAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストリア (AUT)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニトロ芳香族化合物のような爆発性物質に対する選択的かつ精密な定量は,従来,ガスクロマトグラフィと質量分析を組合せた方法で行われている。様々な蛍光測定をベースとするセンサも開発されているが,選択性,感度,再現生等において真に満足な成果は得られていない。本研究では,架橋剤として2-アミノテレフタル酸を用いてアミン官能化Fe金属-有機骨格構造体(MOF)NH2-MIL-101(Fe)を簡便な水熱法によって合成した。このMOFはニトロベンゼン,4-ニトロフェノールや4-ニトロトルエンのような電子欠乏性芳香族ニトロ化合物に対し高い選択的親和性をもち高感度な蛍光消光を示す。これらの分析種とMOFのLewis塩基性アミン官能基との間で起こる蛍光消光についてその発生機構を提唱する。本法による消光実験により,その検出限界はニトロベンゼンに対して32ppm,4-ニトロフェノールに対して17ppm,4-ニトロトルエンに対して9.8ppmである。

シソーラス用語： *蛍光センサ ,  *鉄錯体 ,  配位高分子 ,  *芳香族ニトロ化合物 ,  水熱合成 ,  消光 ,  爆薬 ,  光ルミネセンス ,  ホスト-ゲスト化合物 ,  分子間相互作用 ,  *蛍光スペクトル ,  *分光光度定量
準シソーラス用語： 金属-有機骨格 ,  蛍光消光 ,  ホスト-ゲスト相互作用

分類 (2件)： 分析試薬  (CC02030D) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A)

物質索引 (4件)： 2-アミノテレフタル酸 ,  ニトロベンゼン ,  4-ニトロフェノール ,  4-ニトロトルエン

タイトルに関連する用語 (6件)： 芳香族ニトロ化合物 ,  蛍光プローブ ,  官能化 ,  MIL-101 ,  Fe ,  金属-有機骨格