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J-GLOBAL ID：201702234679918074   整理番号：17A1475167

パルスパターン改善空間ベクトル変調法を用いたマトリックスコンバータの特性解析

Characteristic Analysis of Matrix Converter Using Space Vector Modulation with Improved Pulse Pattern

著者 (2件)： 山本吉朗 (鹿児島大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻) ,  唐鎌寛崇 (鹿児島大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 137  号： 10  ページ： 769-775(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マトリックスコンバータの空間ベクトル変調において,筆者らが先に提案した出力相電圧のパルスパターンを改善する方式の出力電圧ひずみ低減メカニズムについて検討した。その結果,本手法は,全電圧領域において,仮想間接形に比べ,より低い線間電圧で,より幅の広いパルスが出力され,これにより,特に変調率が低いとき,より指令値に近い線間電圧を用いたパルスが使用され,指令値に対する値の変動が最小限になり,結果として出力線間電圧ひずみが低減されることが分かった。また,シミュレーションと実験結果が一致したことから,シミュレーションの妥当性が立証された。

シソーラス用語： *PWM【信号】 ,  *電力変換器 ,  電気特性 ,  性能分析 ,  *電圧 ,  *波形歪 ,  シミュレーション ,  実証実験 ,  転流【電気】
準シソーラス用語： *空間ベクトル変調 ,  *マトリックスコンバータ ,  *出力電圧 ,  電圧波形 ,  パルス電圧

著者キーワード (12件)： マトリックスコンバータ ,  空間ベクトル変調 ,  パルスパターン ,  出力電圧ひずみ ,  転流 ,  電圧誤差 ,  matrix converter ,  space vector modulation ,  pulse pattern ,  output voltage distortion ,  commutation ,  voltage error

分類 (1件)： 電力変換器  (NB08030B)

引用文献 (15件)：

• (1) H. Hara, E. Yamamoto, M. Zenke, J.-K. Kang, and T. Kume: “An Improvement of Output Voltage Control Performance for Low Voltage Region of Matrix Converter”, Proc. 2004 Japan Industry Applications Society Conference, No. 1-48 2004 (in Japanese)
• 原 英則・山本栄治・善家充彦・姜 俊求・久米常生:「低電圧領域におけるマトリクスコンバータの電圧改善の一方策」, H16年電学産業応用部大, No. 1-45 (2004)
• (2) L. Huber and D. Borojevic:“Space vector modulated three-phase to three phase matrix converter with input power factor correction”, IEEE Trans. Ind. Appli., Vol. 31, pp. 1234-1246 (1995)
• (3) A. Odaka, I Sato, H. Ohgushi, Y. Tamai, H. Mine, and J. Ito: “A PAM Control Method for Matrix Converter”, Proc. 2005 Japan Industry Applications Society Conference, No. 1-43 2005 (in Japanese)
• 小高章弘・佐藤以久也・大口英樹・玉井康寛・美根宏則・伊東淳一:「仮想AC/DC/AC変換方式に基づいたマトリックスコンバータのPAM制御法」, H17年電学産業応用部大, No. 1-43 (2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： パルス ,  空間ベクトル変調 ,  マトリックスコンバータ ,  特性解析