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J-GLOBAL ID：201702234687175049   整理番号：17A0638812

溶接パラメータと高温における構造用鋼の耐摩耗性に及ぼすそれらの影響

Welding Parameters and their Influence on the Abrasion Resistance of Structural Steels at Elevated Temperatures

著者 (5件)： ROJACZ Harald (AC2T res. GmbH, Wiener Neustadt, AUT) ,  PAHR Hannes (Voestalpine Boehler welding Austria GmbH, Kapfenberg, AUT) ,  BAUMGARTNER Susanne (Voestalpine Boehler welding Austria GmbH, Kapfenberg, AUT) ,  ADAM Karl (Voestalpine Stahl GmbH, Linz, AUT) ,  VARGA Markus (AC2T res. GmbH, Wiener Neustadt, AUT)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 721  ページ： 461-466  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼の溶接部は熱による組織変化のために,強度に加えて耐摩耗性の低下が生じる。そのため,使用条件下における摩耗挙動に対する理解が不可欠である。本研究では,溶接後の微細組織が耐摩耗性に与える影響を調べた。標準的な構造用鋼(炭素鋼S355)および高合金耐熱鋼(9%Cr鋼ASTM A332 P92)を,それぞれ950°Cおよび1060°Cで標準化熱処理後,油中で焼き入れした。フラックス入りワイヤーを用いて異なる条件で溶接後,断面組織観察と高温における硬度測定と摩耗試験を行った。その結果,パス間温度,溶接入熱およびミクロ組織が高温硬度と耐摩耗性に強く影響することが分かった。また,ASTM A332 P92鋼は,S355鋼と比較して各条件下で優れた耐摩耗性を示すことを明らかにした。

シソーラス用語： *低合金鋼 ,  *高合金鋼 ,  ニッケル含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  タングステン含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  *耐摩耗性 ,  *パラメータ ,  *金属組織 ,  硬度 ,  摩耗速度 ,  *溶接部 ,  フラックス入ワイヤ ,  *アーク溶接 ,  温度 ,  溶接入熱 ,  高温 ,  温度依存性 ,  補修溶接
準シソーラス用語： S355 ,  P92鋼 ,  *溶接パラメータ ,  *セルフシールドアーク溶接 ,  パス間温度 ,  高温硬さ

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶接パラメータ ,  構造用鋼 ,  耐摩耗性