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J-GLOBAL ID：201702234719357988   整理番号：17A1149132

超微細結晶を使った原子核乾板の開発

The development of a super-fine-grained nuclear emulsion

著者 (4件)： ASADA Takashi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  NAKA Tatsuhiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  KUWABARA Ken-ichi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  YOSHIMOTO Masahiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2017  号： 6  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 暗黒物質検出やその他の技術のターゲットのひとつであるサブミクロンの大きさをもつイオン化粒子の飛跡検出には,微粉状結晶を用いた原子核乾板が要求される。著者等は,PVA-ゼラチン混合法(PGMM)と呼ばれる新しい製造法は,結晶サイズを20nmから50nmまで効率的に制御できることを見出した。著者等はこの新しい方法で製造した二つのタイプの乳剤を,ナノ・イメージング・トラッカーおよび超ナノ・イメージング・トラッカーと名付けた。それらの組成と空間分解能を測定した結果は,これらの乳剤が極端に短い飛跡を検出することを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *原子核乳剤 ,  生産方式 ,  空間分解能 ,  検出器 ,  荷電粒子 ,  粒子飛跡 ,  化学組成
準シソーラス用語： *原子核乾板 ,  製造法 ,  高空間分解能 ,  飛跡検出器 ,  元素組成

分類 (2件)： 素粒子・核物理実験技術一般  (BE01010F) ,  放射線検出・検出器  (AD08020J)

引用文献 (12件)：

• L. E. Strigari, New J. Phys. 11, 105011 (2009).
• K. Ishihara, J. Kawarabayashi, H. Tomita, T. Naka, T. Asada, K. Morishima, M. Nakamura, S. Maeda, and T. Iguchi, Prog. Nucl. Sci. Technol. 4, 661 (2014).
• J. B. R. Battat et al., arXiv:1610.02396 [physics.ins-det] [Search INSPIRE].
• T. Naka et al., Nucl. Instrum. Meth. A 718, 519 (2013).
• M. Natsume, K. Hoshino, K. Kuwabara, M. Nakamura, T. Nakano, K. Niwa, O. Sato, T. Tani, and T. Toshito, Nucl. Instrum. Meth. A 575, 439 (2007).

タイトルに関連する用語 (3件)： 微細結晶 ,  原子核乾板 ,  開発