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J-GLOBAL ID：201702234726339449   整理番号：17A0626270

農業バイオガスプラントからのPCR適合微生物DNAの回収に関する6方法の比較

Comparison of six methods for the recovery of PCR-compatible microbial DNA from an agricultural biogas plant

著者 (4件)： STAGNATI L. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Piacenza, ITA) ,  SOFFRITTI G. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Piacenza, ITA) ,  LANUBILE A. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Piacenza, ITA) ,  BUSCONI M. (Universita Cattolica del Sacro Cuore, Piacenza, ITA)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 9  ページ： 3907-3917  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 農業バイオガスプラントスラリーからDNAを直接回収するために,市販の6種の異なるキットを比較した。16S rRNA遺伝子に対する一般的プライマーを用いて,異なるパラメータ,すなわち量,品質及びPCR増幅能を評価した。植物DNAの存在を標準PCR及び葉緑体の一般的プライマーを用いて評価した。リアルタイムPCRを用いて,異なる方法により回収した真核生物及び原核生物(細菌及び古細菌)DNAの比率を可視化した。16S rDNA(細菌及び古細菌)及びITS1-5.8S-ITS2(真核生物)の消化を用いて,抽出DNAの遺伝的多様性を比較し,異なる方法により導入した推定バイアスの存在を検出した。結果から,細菌DNAの相対量は真核生物DNAのそれよりも常に大きいことを及び幾つかの方法は原核生物または真核生物DNAの回収に適することを認めた。さらに,試料スラリーにおける原核生物及び真核生物種の小リボソームライブラリーの配列化により,農業プラントバイオガス生産の実施に必要な全ての種を含む複合群集の存在を示した。

シソーラス用語： バイオガス ,  *エネルギープラント ,  生物燃料 ,  スラリー ,  抽出 ,  rRNA遺伝子 ,  ヌクレオチド配列 ,  リアルタイムPCR法 ,  *真核生物 ,  *原核生物 ,  生物多様性 ,  ミクロフローラ ,  群集 ,  *系統発生 ,  バイオリアクタ ,  *ケモタキソノミー
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  DNA抽出 ,  *バイオガスプラント ,  遺伝的多様性 ,  細菌集団 ,  微生物群集

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  微生物形態学・分類学  (EG03030Y) ,  遺伝学研究法  (EC01020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 農業 ,  バイオガスプラント ,  PCR ,  微生物 ,  DNA