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J-GLOBAL ID：201702234801164440   整理番号：17A1386800

触媒湿式空気酸化と生物学的過程の結合によるピリジンとその誘導体を含む工業用有機抽残液の処理【Powered by NICT】

Treatment of industrial organic raffinate containing pyridine and its derivatives by coupling of catalytic wet air oxidation and biological processes

著者 (2件)： Sushma (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology, Delhi, Hauz Khas, New Delhi 110016, India) ,  Saroha Anil K. (Department of Chemical Engineering, Indian Institute of Technology, Delhi, Hauz Khas, New Delhi 110016, India)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 162  ページ： 973-981  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 耐火物と毒性有機化合物ピリジン,β-ピコリンと3-シアノピリジンを含む非生物分解性工業用有機抽残液の処理はアルミナ系白金触媒と生物学的過程上での接触湿式空気酸化(CWAO)の結合により研究した。アルミナ系白金触媒を特性化し,触媒の安定性を調べた。CWAO実験は大気圧でガラス反応器で行い,廃水処理効率は化学的酸素要求量(COD)除去の観点から評価した。COD除去に及ぼす空気流速度,反応温度,白金負荷と触媒量のような種々のパラメータの影響を調べた。空気流量,白金負荷と触媒添加量の最適値は,それぞれ1l/min,1wt.%と3g/Lであることが見出され,反応温度70°Cの最適条件で得られた45%のCOD除去CWAO実験結果は集中速度論モデルと一致することが分かった。E.coli細菌および生分解性研究を用いた毒性試験を行った。排水の毒性はかなり減少したが,BOD/COD比はCWAO後に有意に増加することが分かった。好気性生物学的処理は生分解性の向上を確認し,98.4%の全COD除去は,CWAO廃水の好気性処理の10日後に得られた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 白金 ,  毒性 ,  最適条件 ,  COD除去 ,  好気性 ,  反応器 ,  空気流 ,  白金触媒 ,  生物学的水処理 ,  廃水処理 ,  *空気酸化 ,  反応温度 ,  廃水 ,  COD【水質】 ,  窒素複素環化合物

著者キーワード (6件)： 触媒湿式空気酸化 ,  工業有機抽残液 ,  白金触媒 ,  COD除去 ,  生分解性 ,  Toxicity

分類 (4件)： 環境問題  (SA01020V) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  染料  (YJ05000I) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S)

物質索引 (1件)： ピリジン

タイトルに関連する用語 (7件)： 触媒 ,  空気酸化 ,  生物学的過程 ,  ピリジン ,  誘導体 ,  工業 ,  抽残液