抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:新生児の先天性甲状腺機能低下症(CH)と出生体重及び胎齢の関係を検討する。方法:先天性甲状腺機能低下症のスクリーニングを行った新生児1500例において,新生児の胎齢により早産児群(<37週,298例),満期群(37~42週,851例)及び超齢群(>42週,351例)に分けた。新生児の出生体重により、低出生体重群(<2500 g、267例)、正常体重群(2500~4000 g、832例)及び巨大児群(>4000 g、401例)に分けた。新生児の出生後に時間分解蛍光免疫法(TRFIA)を用いて、足と血斑の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の指標を測定した。甲状腺機能検査は,陽性患者において実施した。出生体重と胎齢と新生児先天性甲状腺機能低下症の関係を評価する。【結果】新生児における先天性甲状腺機能低下症の発症率は3.70%で,早産児群の1.68%と満期群の1.53%より有意に高く,有意差が認められた(P<0.05)。正常体重群の新生児の先天性甲状腺機能低下症の発症率は0.60%で、低出生体重群の3.75%と巨大児の3.99%より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:新生児に先天性甲状腺機能低下症のスクリーニングを実施することによって、超齢と出生体重異常新生児は先天性甲状腺機能低下症の発症率が高く、妊娠期の有効な介入は超高齢と出生体重の異常を避けることが、先天性甲状腺機能低下症の減少に重要な臨床指導意義を持つ。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】