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J-GLOBAL ID:201702234834774309   整理番号:17A1182165

細胞内酸化還元調整を介した地衣類代謝物フマルプロトセトラル酸のin vitro神経保護の可能性【Powered by NICT】

In vitro neuroprotective potential of lichen metabolite fumarprotocetraric acid via intracellular redox modulation
著者 (4件):
資料名:
巻: 316  ページ: 83-94  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地衣類形成菌類Cetraria islandicaは民間薬で広く用いられてきたが,近年はグリア様細胞の有望なin vitro抗酸化作用を示した。本研究は,その主要単離された二次代謝産物の神経保護能を調べることを目的とした:デプシドンフルマプロトセトラリック酸(FUM)。H_2O_2はニューロン及び星状細胞細胞の二つのモデル(SH-SY5YおよびU373-MG細胞株)における酸化ストレス(OS)媒介細胞毒性を誘発するために,ここでは使用した。FUMによる前処理はH_2O_2~処理細胞と比較して細胞生存率を有意に増強することを見出し,その細胞保護機構を評価するための各モデルの最適濃度(1及び25μg/ml)を選択した。,化学的酸素ラジカル抗酸化能(ORAC)アッセイにおいて有効なペルオキシルラジカル捕捉効果を発揮している1つ,FUMはH_2O_2により誘発されたOSマーカーの変化を軽減した。は細胞内ROS形成,脂質過酸化とGSH枯渇を減弱させた。ミトコンドリアレベルでは,FUMは,ミトコンドリア膜電位の消失及びミトコンドリアカルシウムの増加が阻止され,ミトコンドリア膜における酸化的損傷に対して保護的役割を示唆した。同様に,FUM前処理はH_2O_2~誘導アポトーシスを減少させ,カスパーゼ-3活性と発現の減少により証明されたようにinmunoblot解析もBaxの減少とBcl-2蛋白質レベルの増加を明らかにした。FUMは抗酸化酵素カタラーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ-1およびヘムオキシゲナーゼ-1の発現をアップレギュレーションした。これら所見と核抽出物中のNrf2結合活性の活性化は,FUMによる細胞保護におけるNrf2シグナル伝達経路の関与を示唆した。結論として,FUMはOS関連疾患の治療における潜在的薬物候補として出現し,神経変性疾患である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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有機化合物の毒性  ,  金属及び金属化合物の毒性  ,  細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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