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J-GLOBAL ID：201702234835880871   整理番号：17A0483566

住宅の構造特性からみる糸魚川の火災(上)

著者 (1件)： 小林恭一 (東京理大)
資料名： 月刊消防  (消防)
巻： 39  号： 4  ページ： 15-17  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： L5031A  ISSN： 0388-4988  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 糸魚川市の火災が「大規模火災」となった理由としてフェーン現象と目される強風を挙げ,大量の火の粉が吹き付け,炎が横向きに噴出する状況での消火活動の困難さを説明した。また,建物や住宅の構造特性から推測した延焼のメカニズムについて私見を述べた。強風時の飛び火を考慮した延焼モデルでは,出火後しばらくすると,火元から風下のかなり離れた地点で新たな火災が始まるため,条件次第では連鎖的に火源の数が急速かつ広範囲に拡大し,延焼経路が複雑になり延焼拡大速度も速くなることを述べた。

シソーラス用語： 新潟県 ,  *風 ,  消火 ,  火災 ,  市街地 ,  *構造特性
準シソーラス用語： *火の粉 ,  強風 ,  *市街地火災 ,  *糸魚川市 ,  消火活動 ,  *木造密集市街地

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 住宅 ,  構造特性 ,  火災