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J-GLOBAL ID：201702234880928799   整理番号：17A1211755

Marudu湾における植物プランクトン群集構造に対する栄養素及び動物プランクトンの影響【Powered by NICT】

Effects of nutrients and zooplankton on the phytoplankton community structure in Marudu Bay

著者 (2件)： Tan Kar Soon (Microbiology and Fish Disease Laboratory, Borneo Marine Research Institute, University Malaysia Sabah, Kota Kinabalu, Malaysia) ,  Ransangan Julian (Microbiology and Fish Disease Laboratory, Borneo Marine Research Institute, University Malaysia Sabah, Kota Kinabalu, Malaysia)
資料名： Estuarine, Coastal and Shelf Science  (Estuarine, Coastal and Shelf Science)
巻： 194  ページ： 16-29  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0656A  ISSN： 0272-7714  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究はMarudu湾における植物プランクトン群集構造の空間的及び時間的変動,Tun Mustapha海洋公園とCoral Triangle Initiative内漁業資源に対し重要な生育場,および環境変数との関係のより良い理解を提供するために実施した。試料採取はMarudu湾,マレーシアにおける2015年4月に2014年4月から毎月行った。水サンプルは栄養素分析,動物プランクトンと植物プランクトン計数のために採取した。さらに,in situ環境パラメータについても検討した。実態調査全四十七植物プランクトン属の33科の代表を示したが同定された。Marudu湾における栄養塩濃度は年間を通して低く(中栄養),植物プランクトン群集はしばしばChaetoceros spp.とBacteriastrum属によって支配されていた。一般に,硝酸塩濃度の増加はMarudu湾における中心的珪藻類であるChaetoceros spp.とBacteriastrum spp.の開花を誘発した。しかし,これら植物プランクトン分類群のブルームは高アンモニア濃度の存在下では起こらなかった。添加では,動物プランクトンの高い豊度は,特に南西モンスーン終了時にも植物プランクトンブルームの制限要因である。高シリカ濃度は羽状珪藻類,Proboscia spp.とThallassionema spp.の増殖を促進したが,シリカの欠乏は急速にブルームを停止させた。興味深いことに,著者らの研究は,Chaetoceros spp.,はシリカ欠乏条件に耐性であることを示したが,この分類群の平均セルサイズは有意に減少した。要約すると,中栄養環境における植物プランクトン群集構造は富栄養環境におけるよりも動物プランクトン豊度,養分濃度とその比の変化に敏感であった。本研究はまた,潜在的に一次生産力,湾における多くの天然漁業資源の稚魚の生餌のアベイラビリティを危険にさらすを枯渇させるために工業スケールでの二枚貝養殖はMarudu湾における推奨されないことを推奨している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *動物プランクトン ,  二酸化ケイ素 ,  *植物プランクトン ,  経時変化 ,  二枚貝類 ,  硝酸塩 ,  実態調査 ,  海洋 ,  養殖 ,  珪藻類 ,  マレーシア ,  *栄養素 ,  水産資源
準シソーラス用語： Chaetoceros ,  *群集構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 植物プランクトン群集 ,  栄養素濃度 ,  栄養素比 ,  中栄養水 ,  保育基底

分類 (1件)： プランクトン  (FH02050R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物プランクトン ,  群集構造 ,  栄養素 ,  動物 ,  プランクトン