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J-GLOBAL ID:201702234886560540   整理番号:17A1193742

Citrus tachibana葉のエタノール抽出液はアレルギー性喘息のマウスモデルにおいてNF-κB情報伝達及びヒスタミン分泌の阻害を通して,Th1/Th2のアンバランスの調節により気道炎症を軽減する

Citrus tachibana Leaves Ethanol Extract Alleviates Airway Inflammation by the Modulation of Th1/Th2 Imbalance via Inhibiting NF-κB Signaling and Histamine Secretion in a Mouse Model of Allergic Asthma
著者 (10件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 676-684  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W2343A  ISSN: 1096-620X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アレルギー性喘息に対するCitrus tachibanaの葉のエタノール抽出液(CTLE)の治療効果を評価するため,オボアルブミン(OVA)誘導マウス喘息モデルに対するCTLEの保護効果を調べた。CTLEの経口投与により,気道炎症,OVA特異IgE及びIgG1レベルが低下し,OVA特異IgG2aレベルが上昇した。CTLEはTh1サイトカインの増加及びTh2サイトカインの減少により,Th1/Th2のアンバランスを修復し,更にNF-κBレベルとIκB-α及びNF-κBのリン酸化を阻害した。加えて,CTLEは肥満細胞からのヒスタミン分泌を阻止することで,化合物48/80誘導アナフィラキシーを用量依存的に阻害した。CTLEは,NF-κ情報伝達及びヒスタミン分泌の阻害によるTh1/Th2のアンバランスの調節に関与すると考えられた。CTLEはアレルギー性喘息の治療薬としての可能性を持つ。
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分類 (3件):
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呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  植物の生化学 
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