文献

J-GLOBAL ID：201702234898507826   整理番号：17A1094565

テトラサイクリン金属錯体生成:環境における相互存在の意義と運命【Powered by NICT】

Tetracyclines metal complexation: Significance and fate of mutual existence in the environment

著者 (4件)： Pulicharla Rama (INRS-ETE, Universite du Quebec, 490, Rue de la Couronne, Quebec G1K 9A9, Canada) ,  Hegde Krishnamoorthy (INRS-ETE, Universite du Quebec, 490, Rue de la Couronne, Quebec G1K 9A9, Canada) ,  Brar Satinder Kaur (INRS-ETE, Universite du Quebec, 490, Rue de la Couronne, Quebec G1K 9A9, Canada) ,  Surampalli Rao Y. (Department of Civil Engineering, University of Nebraska-Lincoln, N104 SEC PO Box 886105, Lincoln, NE 68588-6105, USA)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 221  ページ： 1-14  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境中の金属とのテトラサイクリン(TCs)錯体生成に対する懸念が新興汚染物質の新たなクラスとして成長してきた。TCはそれらの解離定数,pH及び周辺環境に依存して異なる正味荷電種として存在する。TCについての重要な関心事の一つは,種々の金属イオンと相互作用し,金属錯体を形成する強い傾向がある。さらに,TCsの共存と環境との相互作用中の金属は,増加した抗生物質耐性を示した。TCs錯体生成に関する広範な研究にもかかわらず,細菌の抗生物質効率と薬理学的プロファイルに関する研究は限られている。加えて,環境中のTCs金属錯体生成,それらの命運とリスク評価に関する現在の知識は,生体系におけるそれらの結果の明確な理解を得るには不十分である。これはTCs金属錯体生成,特に成長する抗生物質耐性傾向の実現に向けて,重要で包括的な研究が必要であることを示した。本レビューは抗生物質耐性の発達に及ぼすTC金属錯体生成の役割を要約した。さらに,環境の劣化,毒性とTCの運命に及ぼす金属錯体生成の影響を議論し,今後の指針を作成した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 抗生物質 ,  解離定数 ,  毒性 ,  *金属錯体 ,  *金属 ,  薬理学 ,  電荷 ,  *錯体生成 ,  リスク評価 ,  金属イオン ,  細菌 ,  生体系 ,  相互作用
準シソーラス用語： 微生物薬物耐性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： テトラサイクリン ,  金属 ,  Resistance ,  Complexation ,  Toxicity ,  環境

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (3件)： テトラサイクリン ,  金属錯体 ,  環境