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J-GLOBAL ID：201702234929135963   整理番号：17A0538988

無線スマートユーティリティネットワーク向け低消費電力MACプロトコルF-RITの多対1通信特性

Many-to-one Transmission Characteristics of F-RIT Low Power MAC Protocol for Wireless Smart Utility Networks

著者 (4件)： 奥村亮太 (京大 大学院情報学研究科) ,  藤原純 (京大 大学院情報学研究科) ,  水谷圭一 (京大 大学院情報学研究科) ,  原田博司 (京大 大学院情報学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 481(SRW2016 68-104)  ページ： 29-34  発行年： 2017年02月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Wireless smart utility network(Wi-SUN)システムにおける,端末のバッテリ駆動による長期間動作を実現する低消費電力Media access control(MAC)プロトコルとして,Feathery receiver initiated transmission(F-RIT)方式が提案されている。この方式はこれまでに1対1の双方向通信時に高い通信成功率を達成することが実証実験により明らかにされているが,多対1の通信に関しては評価が行われていない。そのため,今後様々なシステムで低消費電力MAC方式が用いられる場合を想定し,多対1の通信が発生する場合における評価が必要である。そこで本稿では,多対1の通信がRIT方式で行われる場合の理論検討を行い,改良型F-RIT方式を用いた場合の特性を計算機シミュレーションにより示す。また,改良型F-RIT方式を実装したWi-SUNモジュールを用いて最大16対1構成による実機実証実験を行い,その結果を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線LAN ,  消費電力 ,  *プロトコル ,  *通信制御 ,  双方向通信 ,  通信特性
準シソーラス用語： *MACプロトコル ,  *Wi-SUN ,  低消費電力

分類 (1件)： 無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (17件)：

• H.Harada, K. Mizutani, J. Fujiwara, K. Mochizuki, K. Obata, R. Okumura, “IEEE 802.15.4g based Wi-SUN Communication Systems,” IEICE Trans. Commun., Vol. E100-B, No. 7, Jul. 2017.
• IEEE Computer Society, “IEEE Std 802.15.4g^TM-2012,” Apr. 2012.
• IEEE Computer Society, “IEEE Std 802.15.4^TM-2011,” Sept. 2011.
• IEEE Computer Society, “IEEE Std 802.15.4e^TM-2012,” Apr. 2012.
• J.Fujiwara, R.Okumura, K.Mizutani, H.Harada, S.Tsuchiya and T.Kawata, “Ultra-low power MAC protocol complied with RIT in IEEE 802.15.4e for wireless smart utility networks,” Proc. IEEE PIMRC'16, pp.1-6, Sept. 2016.

タイトルに関連する用語 (4件)： 無線 ,  低消費電力 ,  MACプロトコル ,  通信特性