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J-GLOBAL ID：201702234960519954   整理番号：17A0491916

誘導結合プラズマ質量分析により定量するカドミウムの予備濃縮のための新規刷込高分子

Novel Imprinted Polymer for the Preconcentration of Cadmium with Determination by Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry

著者 (6件)： YILMAZ Vedat (Jackson State Univ., Mississippi, USA) ,  YILMAZ Vedat (Erciyes Univ., Kayseri, TUR) ,  YILMAZ Hayriye (Jackson State Univ., Mississippi, USA) ,  YILMAZ Hayriye (Erciyes Univ., Kayseri, TUR) ,  ARSLAN Zikri (Jackson State Univ., Mississippi, USA) ,  LESZCZYNSKI Jerzy (Jackson State Univ., Mississippi, USA)
資料名： Analytical Letters  (Analytical Letters)
巻： 50  号： 1-3  ページ： 482-499  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： B0926A  ISSN： 0003-2719  CODEN： ANALBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： L-ヒスチジンとメタクリロイルクロリドを反応させてN-メタクリロイル-L-ヒスチジンを合成し,カドミウム(II)と錯体を作る。ジメチルスルホキシド10mLに1.0mmol(0.628g)の錯体を溶解後,8mmolのエチレングリコールジメタクリラートと0.05mmolの2,2′-アゾビスイソブチロニトリルを混合,70°Cで12h重合する。粉砕してサイズが90-180μmのものを得て0.5M硝酸で洗浄,Cd(II)を除く。内径0.4cm,長さ2cmのフッ素樹脂管に30mg充てんして固相抽出に供した。pH6.5とした試料溶液5mLを通し,0.75M硝酸1.0mLで溶離する条件を最適とした。誘導結合プラズマ質量分析により定量する方法を適用し,検出限界0.004μgL^-1を得た。相対標準偏差は3.2%であった。海水の認証標準物質を用いてバリデーションを行い,結果を報告した。更に本法を沿岸海水及び河口水中カドミウムの定量に適用した。

シソーラス用語： *ICP-MS分析 ,  定量分析 ,  予備濃縮 ,  *機能性高分子 ,  カドミウム錯体 ,  硝酸 ,  *固相抽出 ,  検出限界 ,  海水 ,  *高分子吸着剤 ,  *カドミウム化合物 ,  *金属イオン ,  水質試験 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ジオール ,  アゾ化合物 ,  脂肪族ニトリル ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *分子刷込高分子 ,  *カドミウムイオン

分類 (3件)： 無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  抽出  (CC01040H) ,  カドミウムとその化合物  (SB05022I)

物質索引 (4件)： メタクリロイルクロリド ,  エチレングリコールジメタクリラート ,  2,2′-アゾビスイソブチロニトリル ,  L-ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (6件)： 誘導結合プラズマ質量分析 ,  定量 ,  カドミウム ,  予備濃縮 ,  刷込 ,  高分子