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J-GLOBAL ID：201702234972951848   整理番号：17A0791379

ナノカーボン材料を用いた平面陰極からの低閾値電界放出

Low-threshold field emission in planar cathodes with nanocarbon materials

著者 (7件)： ZHIGALOV V. (National Res. Univ. Electronic Technol., Moscow, RUS) ,  PETUKHOV V. (National Res. Univ. Electronic Technol., Moscow, RUS) ,  EMELIANOV A. (National Res. Univ. Electronic Technol., Moscow, RUS) ,  TIMOSHENKOV V. (National Res. Univ. Electronic Technol., Moscow, RUS) ,  CHAPLYGIN Yu. (National Res. Univ. Electronic Technol., Moscow, RUS) ,  PAVLOV A. (Inst. Nanotechnologies of Microelectronics, Russian Acad. Sci., Moscow, RUS) ,  SHAMANAEV A. (Moscow Inst. Electronic Engineering, Moscow, RUS)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 10224  ページ： 102240K.1-102240K.6  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノカーボン材料は電界放出の閾値電圧が低く,電界放出陰極として非常に重要である。本研究では,ナノカーボン電極の電流電圧特性を調べた。電場増強効果が無視できる(<10)平面試料で,低閾値放出が見られた。Fowler-Nordheim理論により計算した電子仕事関数値は異常に低く(<1eV),作製した平面試料で直接測定した仕事関数値(4.1~4.4eV)と対立した。ナノカーボン材料にはFowler-Nordheim理論を適用できないことを確認した。ナノ炭素材料における低閾値放出の理由を論じた。低い電界放出閾値は幾何学的因子によるものではなく,幾何学的因子に加えて,あらゆるクラスのナノカーボンに固有であると結論した。

シソーラス用語： ナノ構造 ,  カソード ,  *電界放出 ,  *カーボンナノチューブ ,  *仕事関数 ,  電子 ,  電子顕微鏡観察 ,  理論
準シソーラス用語： Fowler-Nordheim理論 ,  ナノカーボン ,  平面陰極

分類 (1件)： 熱電子放出,電界放出  (BM09020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボン材料 ,  陰極 ,  閾値 ,  電界放出