文献
J-GLOBAL ID:201702234987957949   整理番号:17A1182714

亜熱帯河川網における溶存無機及び有機炭素,二酸化炭素,メタンおよびδ~13Cシグネチャの季節的輸出とドライバー【Powered by NICT】

Seasonal exports and drivers of dissolved inorganic and organic carbon, carbon dioxide, methane and δ13C signatures in a subtropical river network
著者 (6件):
資料名:
巻: 575  ページ: 545-563  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
河川システムは,大気,陸上および海洋プール間の炭素輸送のための重要な水生導管として作用し,これらの輸出の大きさはよくわかっていない。相互接続されたクリークや河川現場(n=28)は,亜熱帯のRichmond川流域(オーストラリア)の三サブ流域における四半期毎に採取された溶存無機炭素(DIC),溶存有機炭素(DOC),二酸化炭素(CO_2),メタン(CH_4),と炭素安定同位体比(δ~13C)の空間的および時間的動力学を研究した。研究部位は潜在的非在来型ガス(炭層ガスまたは炭層メタン)開発のために非常に興味深い分野である。DIC輸出はin situ DOC再石灰化による小さな寄与による地下水流出によって駆動された。表面水流量が最も高いときDIC輸出は0.10~0.27mmolm~ 2catchmentd~( 1)(年間平均0.17mmolm~ 2catchmentd~( 1))の範囲の季節的変動を示し,冬にピークに達した。DOC輸出(陸生有機物から供給された)は,年間平均0.07mmolm~ 2catchmentd~( 1)を有し,春と夏に比べて冬の間1~2桁高かった。CO_2回避速度(年間平均347mmolm~ 2水aread~( 1))は,春に比べて冬~2.5倍高かった。メタンは常に過飽和であった(0.19~62.13μM),地下水流出と河床メタン生成から生じた。メタン回避は年間平均3.05mmolm~ 2水aread~( 1)の季節間での変動が大きかった。より乾燥した条件の間,安定同位体は,強化されたCH_4酸化を示唆した。全体として,流域からの炭素損失はCO_2回避(60%)とそれに続くDIC輸出(30%),DOC輸出(9%)とCH_4回避(<1%)によって支配されていた。著者らの結果は,炭素動態における空間的および時間的変動性広い流域規模,と地下水流出と降雨事象は,炭素輸出を制御することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る