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J-GLOBAL ID:201702235001712398   整理番号:17A0436352

超音波等を適用したプラントの保守検査 2)超音波の材料組織信号に着目した欠陥モニタリング方法

著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 64-67  発行年: 2017年04月01日 
JST資料番号: L2344A  ISSN: 0916-2410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超音波探傷は,材料内部の検査が可能な試験法として原子力施設などの重要施設で用いられることが多いが,欠陥モニタリングに失敗した例もあり,能力的に不十分な点も存在する。近年は,TOFD法や端部エコー法なども開発されたが,検査の信頼性の点で改良の余地がある。このような状況の背景には,超音波探傷で使用する超音波に鋭い指向性の存在が挙げられる。鋭い指向性は,欠陥の位置決定に大いに役立っているが,亀裂などの面状欠陥の検出信頼性を低下させる大きな要因となる。また現状の超音波探傷は,余盛など妨害エコーを発生させる環境などの影響も受け,探傷不能領域を生じる。超音波探傷のこのような弱点を補うため,鋼材の材料組織信号(後方散乱波)をBスキャンで画像化し,そのパターン変化から欠陥挙動をモニタリングする手法を考えた。欠陥進展によって超音波の伝搬経路が変わると,材料組織信号も変化するので,欠陥進展前後の材料組織の画像を比較することで,欠陥の進展挙動に関する情報が得られると考えた。計算シミュレーションによって,その実現可能性を検討した。材料組織の散乱波をBスキャンで画像化することにより,欠陥挙動のモニタリングが可能である。本手法は,欠陥からの反射波を利用していないため,斜め入射時の面状欠陥に対する検出性能の劣化もなく,超音波探傷を困難にする余盛エコーが存在しても,その影部分を検出するので影響を避けられる。
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分類 (1件):
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非破壊試験 

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