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J-GLOBAL ID:201702235018268534   整理番号:17A1719123

持続性カリクレイン5活性化はPAR2活性の独立したアトピー性皮膚炎様皮膚構造を誘導する【Powered by NICT】

Persistent kallikrein 5 activation induces atopic dermatitis-like skin architecture independent of PAR2 activity
著者 (11件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 1310-1322.e5  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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KLK5を含むカリクレイン(KLK)のアップレギュレーションは,アトピー性皮膚炎(AD)で報告されている。KLK5はデスモソーム蛋白質の分解とプロテアーゼ活性化受容体2(PAR2)を介して炎症性サイトカイン分泌を誘導すること含む生物学的機能を有している。しかし,AD炎症皮膚における種々の細胞間の複雑な相互作用のために,AD皮膚でアップレギュレートされKLK5の正確で複数の役割を分析することは困難である。はケラチン細胞と皮膚構造に及ぼす表皮関連蛋白質とサイトカインの発現に及ぼすアップレギュレートKLK5の影響を調べた。病変部と非病変のAD皮膚生検は,形態と蛋白質発現の分析のために収集した。KLK5と障壁関連分子の間の関係は過渡KLK5発現とex vivo皮膚モデルと持続性KLK5発現と細胞モデルを用いて調べた。表皮形態に及ぼすアップレギュレートKLK5の影響はin vivoでの皮膚移植モデルを用いて調べた。KLK5のアップレギュレーションとデスモグレイン1(DSG1)とフィラグリンではなく,PAR2の異常発現はAD皮膚で同定された。PAR2はKLK5の一時的なアップレギュレーションに応答して増加したが,持続的にアップレギュレートKLK5はこの効果を示さなかった。持続アップレギュレートKLK5はDSG1を分解し,PAR2活性に依存しないIL-8,IL-10,および胸腺間質性リンパ球新生因子の分泌を刺激した。阻害剤ヒマワリトリプシン阻害剤Gによる高いKLK5活性の制御により,DSG1発現の回復とAD関連サイトカインIL-8,胸腺間質性リンパ球新生因子,IL-10分泌の減少が観察された。さらに,持続上昇KLK5はin vivoでの皮膚移植モデルにおけるAD様皮膚構造を誘導した。持続アップレギュレートKLK5は,PAR2非依存性様式でケラチン細胞からAD関連サイトカインのAD様皮膚構造と分泌をもたらした。KLK5仲介影響の阻害はADの治療法としての可能性を提供するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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外皮一般  ,  皮膚の基礎医学  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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