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J-GLOBAL ID：201702235075353192   整理番号：17A0540422

自然スプライン補間のためのコンパクト差分とエルミート補間による表現法とその応用

Representation Method Using Hermite Interpolating Polynomials and Compact Finite Difference for Natural Spline Interpolation and its Application

著者 (3件)： 丸山穂崇 (首都大学東京 大学院システムデザイン研究科) ,  大久保寛 (首都大学東京 大学院システムデザイン研究科) ,  田川憲男 (首都大学東京 大学院システムデザイン研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 477(SP2016 77-141)  ページ： 123-127  発行年： 2017年02月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,計測データや音響信号,そして画像信号など,ほとんどのデータがディジタル信号として記録されている。ディジタルデータは非常に扱いやすく利便性の高い記録方式であるが,時系列データのリサンプリング処理や画像の拡大・回転・移動などの幾何変換などにおいては,データとデータの間の値を補間技術によって求める必要がある。現在,区分的補間法の主要な方法の1つとしてスプライン補間が使用されている。スプライン補間を用いる場合,一般には対角行列を解く必要があるが,線形補間などに比べ高精度な補間が可能であるため,精度の高い補間が必要な場合には使用されることが多い。本研究ではスプライン補間をエルミート補間の枠組みで微分演算と組み合わせることによって表現する方法を検討する。本稿では,基礎的な検討として,3次自然スプライン補間をエルミート補間と4次精度コンパクト差分を用いることによって3次自然スプラインを表現する方法を検討している。(著者抄録)

シソーラス用語： *内挿法 ,  差分法 ,  改良 ,  導関数 ,  データ ,  信号処理 ,  信号標本化
準シソーラス用語： *スプライン補間 ,  コンパクト差分 ,  高精度化 ,  ディジタルデータ ,  ディジタル信号処理 ,  リサンプリング

分類 (1件)： 数値解析,近似法  (AB04000F)

引用文献 (16件)：

• 森下巌,わかりやすいディジタル信号処理,昭晃堂,1996.
• 酒井幸市,ディジタル画像処理の基礎と応用,CQ出版社,2003.
• 松下泰雄,フーリエ解析-基礎と応用,培風館,2001.
• P. Th?venaz, T. Blu, and M. Unser, ′′Image Interpolation and Resampling,′′ in Handbook of Medical Imaging, I. N. Bankman, Ed. New York: Academic, 2000, pp. 393-420.
• Philippe Thevenaz, Thierry Blu, Michael Unser, ′′Interpolation Revisited′′ IEEE Trans. on Medical Imaging, Vol. 19, No. 7, pp.739-758, July., 2000.

タイトルに関連する用語 (5件)： スプライン補間 ,  コンパクト差分 ,  補間 ,  表現 ,  応用