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J-GLOBAL ID：201702235114893060   整理番号：17A0217188

大地震に対する耐震設計におけるコンクリート杭の適用条件に関する実態調査

著者 (1件)： 金子治 (戸田建設 技術開発セ)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 23  号： 53  ページ： 87-92  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 場所打ちコンクリート杭606件および既製コンクリート杭330件の大地震に対する実施設計データを収集し,軸力比を中心に整理・分析を行った。その結果,1)場所打ち杭の杭種は鉄筋コンクリート杭34%,杭主筋のない鋼管巻きコンクリート杭10%,鋼管巻き鉄筋コンクリート杭56%,直径2m以上が30%であること,2)既製コンクリート杭の大地震時の設計においては,上杭の86%は外殻鋼管付きコンクリート杭が採用され,そのうち杭径0.5~1.0mが85%であること,などが分かった。

シソーラス用語： 場所打ち杭 ,  *コンクリート杭 ,  耐震設計 ,  大地震 ,  実態調査 ,  設計データ ,  軸力 ,  杭基礎 ,  直径 ,  厚み ,  コンクリート ,  圧縮強さ
準シソーラス用語： 場所打ちコンクリート杭 ,  既製コンクリート杭

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (14件)：

• 1) 2015年版建築物の構造関係技術基準解説書, p.298, 2015.6
• 2) 向井, 喜々津, 森田, 飯場, 平出, 長谷川, 加藤, 谷, 福山:建築物の地震後の継続使用性に関する阻害要因分析 その1 プロジェクト全体概要 , 日本建築学会大会学術講演梗概集DVD構造I, pp.37-38, 2014.9
• 3) 香取慶一:大断面RC基礎部材の強度・変形性能, 2006年度日本建築学会大会構造部門(RC構造)パネルディスカッション資料, pp.29-36, 2006
• 4) 長岡, 松村, 岡本, 佐久間, 高野:拡底場所打ち杭の耐震補強の施工方法検討と耐力確認−拡底場所打ち杭頭部の鋼管を用いた耐震補強(その2)−, 日本建築学会構造系論文集, No.398, pp.131-141, 1989.4
• 5) 金子, 中井, 向井, 飯場, 平出, 阿部:大地震時に対する耐震性能評価のための既製コンクリート杭の曲げ強度と変形特性, 日本建築学会技術報告集, 第21巻, 第47号, pp.95-98, 2015.2

タイトルに関連する用語 (4件)： 大地震 ,  耐震設計 ,  コンクリート杭 ,  実態調査