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J-GLOBAL ID：201702235168249852   整理番号：17A1251042

変圧器における硫化銅沈着を抑制するための不働態化剤添加による水素発生【Powered by NICT】

Hydrogen generation by adding passivator for suppressing copper-sulfide deposition in transformers

著者 (5件)： Kato F. (Mitsubishi Electric Co., Ako, Hyogo 678-0256, Japan) ,  Amimoto T. (Mitsubishi Electric Co., Ako, Hyogo 678-0256, Japan) ,  Nishiura R. (Mitsubishi Electric Co., Ako, Hyogo 678-0256, Japan) ,  Mizuno K. (Mitsubishi Electric Co., Amagasaki. Hyogo 661-8661, Japan) ,  Toyama S. (Mitsubishi Electric Co., Amagasaki. Hyogo 661-8661, Japan)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 24  号： 3  ページ： 1931-1937  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1 23 ベンゾトリアゾール(BTA)とIrgamet(R)-39のような不動態化剤を添加した油硫化銅堆積を抑制するためのからの水素の発生は加熱試験により調べた。大量の水素がBTAを添加した油と比較してIrgamet(R)-39を添加した油から生成した。BTAは水素の発生が少なくの観点から適している。Irgamet(R)39添加した油では,水素の量は酸素濃度の増加と共に増加した。Irgamet(R)39は熱分解と酸化により消費された。Irgamet(R)39の酸化による消費は,水素発生に影響されると考えられている。水素の量は一定期間加熱温度の増加と共に増加した。加熱試験を行った後,Irgamet(R)-39は油中に残った。残留Irgamet(R)39により生成された消費Irgamet(R)-39によって発生した水素の量と水素の量の和で定義される,水素の全量は加熱温度に依存しないと考えられている。ジベンジルジスルフィドのような添加剤,銅硫化物沈殿の原因となる主化合物の1つである,と水素発生に対する抗酸化剤としての(2+6)ジ-tert-ブチルパラクレゾールの影響は有意であった。硫化銅堆積を抑制することを目的としたIrgamet(R)-39を添加した場合,油への酸素の溶解を低減する管理者システムとゴム袋の設置は水素の量を最小化するために有効であった。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸素 ,  添加剤 ,  *不動態化 ,  管理者 ,  *変圧器 ,  沈殿 ,  熱分解 ,  *硫化銅 ,  *水素 ,  加熱温度 ,  *沈着
準シソーラス用語： 抗酸化剤 ,  酸素濃度 ,  加熱試験 ,  *水素発生 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 絶縁材料  (NA04030W) ,  変圧器  (NB08020Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 変圧器 ,  硫化銅 ,  沈着 ,  不働態化 ,  水素発生