抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,液晶材料とフォトクロミック材料を用いた新規液晶デバイスを紹介する。フォトクロミック材料は,光照射により可逆的に発色性が変化する材料として知られている。また,液晶材料にフォトクロミック材料を添加し,光照射を行うことにより,光相転移現象を生じることが知られており,フォトマスクやホログラフなどへの応用が提案されている。本研究では,2種類の光駆動型ゲストホスト液晶を開発した。開発した液晶素子は,UV照射時のみ着色状態を示し,UV照射を止めるとフォトクロミック材料の熱異性化により自発的に透明状態へ緩和する。このような素子は,太陽光により動作可能な調光素子として産業的に期待されている。(著者抄録)