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J-GLOBAL ID:201702235245007172   整理番号:17A1499510

模擬太陽光下でのナプロキセンの光分解におけるフミン物質の役割【Powered by NICT】

Role of humic substances in the photodegradation of naproxen under simulated sunlight
著者 (7件):
資料名:
巻: 187  ページ: 261-267  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フミン酸(HA)およびフルボ酸(FA)を含むフミン物質(HS)は天然水中に偏在する。多くの研究は,有機汚染物質の光分解におけるそれらの役割が注目されているが,汚染物質の光分解に及ぼすHSの光増感と光遮蔽の競合効果はまだ明らかではない。本研究では,薬剤ナプロキセン(NP)の光分解におけるHSの役割を模擬太陽光下で研究した。脱イオン水でのNPの直接光分解量子収率は2.1×10~ 2であった,FAおよびHAの存在下でのNPの光増感分解の見かけの量子収率は2.3×10~ 4と2.6×10~ 5であった。直接および光増感両光分解はpHの増加とともに減少し,NPの一重項酸素(~1O_2)反応速度定数の傾向と一致した。HAはナプロキセンの光分解を阻害した。対照的に,FAは,より低い基質濃度と光強度,およびその逆でNPの光分解を加速した。NPの直接光分解はUV領域のスペクトル放射減衰と共に急速に低下したが,HS仲介光増感は主に光分解を占めた。直接光分解は,ナプロキセン(~3NP~*)の励起三重項状態と~1O_2を含む自己増感効果の分解に起因した。FA媒介光分解は主に通気溶液中~1O_2酸化に起因していた。これらの知見は,天然水中の種々の条件下での汚染物質の光分解に及ぼすフミン物質の競合的影響を評価するために重要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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