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J-GLOBAL ID:201702235251025266   整理番号:17A1187918

抗血液型A/B抗体連結とmTOR阻害による内皮細胞上のHLA-DR発現の負の調節【Powered by NICT】

Negative regulation of HLA-DR expression on endothelial cells by anti-blood group A/B antibody ligation and mTOR inhibition
著者 (5件):
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巻: 40  ページ: 22-30  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2027A  ISSN: 0966-3274  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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特にHLAクラスIIに対するドナー特異的抗体(DSA)は移植後の慢性抗体媒介性拒絶反応(CAMR)の主要な原因であり,ABO血液型不適合腎移植は最近,良好な移植片転帰を示している。抗ドナー抗体の存在下でも損傷しない条件は「適応」と称されている,これは成功裏の長期移植片生着のための重要な因子の一つである。本研究の目的は,HLA-DR抗体,補体依存性細胞毒性(CDC)に対する内皮細胞に及ぼす抗血液型A/B抗体連結の有益な効果を分析することであった。血液型A/B発現する内皮細胞EA.hy926またはヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)は抗血液型A/B抗体またはmTOR阻害剤(mTOR i)の存在又は不在下でIFNγと48時間インキュベートした。シグナル伝達経路,HLA発現,補体調節因子,CDCに及ぼす影響を調べた。EAにおけるHLA-DRの発現.hy926またはHUVECはIFNγ処理により誘発されたことに成功した,静止細胞では観察されなかったほとんど発現。抗血液型A/B抗体とのプレインキュベーションは,濃度依存的にIFNγ処理細胞に対するHLA-DR抗体CDCに対する抵抗性を有していた。この知見は,翻訳後調節によるHLA-DRの発現低下に起因し,CD55/59の発現はERKとmTOR経路の阻害と関連していたを増加させた。mTOR iもそれ自身によるHLA-DR発現を阻害した。さらに,mTOR Iと抗血液型A/B配位の組み合わせはHLA-DR抗体CDCを防ぐのに相加効果を有していた。抗グループA/B抗体はCAMRにおける予防的役割を果たすかもしれない。ERKとmTOR経路の阻害は移植後の維持期における新しい治療の開発に寄与するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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泌尿生殖器疾患の外科療法 

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