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J-GLOBAL ID：201702235299861228   整理番号：17A1171610

中国,渤海湾の典型的な河口からの表面水におけるトリハロメタンの組成プロフィル,レベル,分布と生態学的リスク評価【Powered by NICT】

Composition profiles, levels, distributions and ecological risk assessments of trihalomethanes in surface water from a typical estuary of Bohai Bay, China

著者 (3件)： Niu Zhiguang (School of Marine Science and Technology, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Li Xiaonan (School of Environmental Science and Engineering, Tianjin University, Tianjin 300072, China) ,  Zhang Ying (MOE Key Laboratory of Pollution Processes and Environmental Criteria, College of Environmental Science and Engineering, Nankai University, Tianjin 300071, China)
資料名： Marine Pollution Bulletin  (Marine Pollution Bulletin)
巻： 117  号： 1-2  ページ： 124-130  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0557A  ISSN： 0025-326X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 川河口の表面水でのトリハロメタン(THM)のための時空間分布と潜在的生態系リスクを特性化するために,表面水試料は,渤海湾のHaihe川河口の四地点に於ける連続五か月(3月から2016年7月まで)にわたって収集した。THMsの潜在的生態系リスクを,種感受性分布(SSD)モデルに基づいて定量的に評価した。結果はトリクロロメタン(TCM)はHaihe川河口(2.93±1.98μg/L)とそれに続くトリブロモメタン(TBM)(0.42±0.33μg/L),ブロモジクロロメタン(BDCM)(0.14±0.06μg/L)とジブロモクロロメタン(DBCM)(0.09±0.10μg/L)の表面水中で優勢なTHMであったことを示した。TCMの濃度は春よりも夏に高く,一方,TBMは逆の傾向を示した。TCM濃度は河口から隣接海へ減少した。しかし,近海におけるTBMとDBCMのレベルは,河口よりも高かった。Haihe川の表面水でのTHMの生態学的リスクは著しくは低く,淡水中のTHMsの生態学的リスクは海水のそれよりも一般的に高かった。河川と沿岸地域からの水と表面堆積物中の他の汚染物質と比較して,表面水中のTHMsの生態学的リスクレベルは低いと考えられた。本研究は,THMsの生態学的リスク評価の進展に寄与するものである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *表面水 ,  *中華人民共和国 ,  沿岸地区 ,  *トリハロメタン ,  *生態学 ,  堆積物 ,  感受性 ,  *河口 ,  汚染物質 ,  *海洋 ,  河川 ,  海水
準シソーラス用語： 海河 ,  生態リスク ,  *生態学的リスク評価 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： トリハロメタン ,  時空間分布 ,  種感度分布モデル ,  生態学的リスク評価 ,  Haihe川河口

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (9件)： 中国 ,  渤海湾 ,  河口 ,  表面水 ,  トリハロメタン ,  組成 ,  プロフィル ,  分布 ,  生態学的リスク評価