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J-GLOBAL ID：201702235364067392   整理番号：17A1006546

グラフェンオキシド積層材料におけるナノ毛管現象とその臨界熱流束に及ぼす効果

Nanocapillarity in Graphene Oxide Laminate and Its Effect on Critical Heat Flux

著者 (5件)： KIM Ji Min (POSTECH, Kyungbuk, KOR) ,  KIM Ji Hoon (Incheon National Univ., Incheon, KOR) ,  KIM Moo Hwan (POSTECH, Kyungbuk, KOR) ,  KAVIANY Massoud (Univ. Michigan, MI) ,  AHN Ho Seon (Incheon National Univ., Incheon, KOR)
資料名： Journal of Heat Transfer  (Journal of Heat Transfer)
巻： 139  号： 8  ページ： 082402.1-082402.9  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： C0658A  ISSN： 0022-1481  CODEN： JHTRAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 核沸騰には臨界熱流束(CHF)の動作限界があり,限界を超えると気体断熱層となり,全伝熱面を覆い相変化を妨げる。従って,これが,加熱材料の温度の急上昇が生じて材料破損となる。マイクロナノ構造の表面では,CHFは劇的に大きくなり,これを抑える技術が必要である。ナノ毛管現象では,水分子のウルトラ低摩擦流れが生じる。そこで筆者らは,グラフェンオキシド(GO)積層材料内の多くの数のナノチャネルを使って本研究を行った。GOの中での液の広がりを容易にしてCHFの発生を遅らせることとし,GO積層材料のフィルムを使用した。結論として「GOフィルムを通る水の流速とプール沸騰でのCHFのその強化を調べ,1μmの厚みのGO積層材料で140%の強化をしたこと,浸透率2.08×10^-5m²/barで10m/s,GO積層材料は効果的表面修飾を提供できること」等を示した。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *酸化物 ,  *積層材料 ,  *毛管現象 ,  *臨界熱流束 ,  核沸騰 ,  相転移 ,  熱流束 ,  熱伝達 ,  浸透率
準シソーラス用語： *グラフェンオキシド ,  *ラミネート ,  *ナノ毛管現象 ,  相変化

分類 (3件)： 流体力学一般  (BC01010Z) ,  不均質流  (BC02060J) ,  伝熱一般・基礎  (PA02010O)

タイトルに関連する用語 (4件)： グラフェンオキシド ,  積層材料 ,  毛管現象 ,  臨界熱流束