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J-GLOBAL ID：201702235371676345   整理番号：17A1486075

日本における太陽放射と院外心停止【Powered by NICT】

Solar radiation and out-of-hospital cardiac arrest in Japan

著者 (2件)： Onozuka Daisuke (Department of Health Communication, Kyushu University Graduate School of Medical Sciences, Fukuoka, Japan) ,  Hagihara Akihito (Department of Health Communication, Kyushu University Graduate School of Medical Sciences, Fukuoka, Japan)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 230  ページ： 46-52  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかの研究は,死亡率と罹患率に及ぼす温度の影響を推定したが,太陽放射に起因する院外心停止(OHCA)の負担をに関してはほとんど知られていない。OHCAの全例と日本の3県の2011と2014間の報告された気象データのためのデータを得た:北海道,茨城県と福岡。各県時変分散ラグ非線形モデルを用いての毎日の太陽放射とOHCAリスクの間の関係を調べ,多変量ランダム効果メタ分析の結果をプールした。OHCAの寄与割合は最小の死亡率太陽放射以下と以上で低および高太陽放射について計算し,太陽放射と定義した。最小罹患率日射は最低の罹患リスクに関連した特定の太陽放射と定義した。OHCAの49,892例は研究期間中に発生した。各県の最小有病率太陽放射は北海道の百パーセンタイル(72.5 MJ/m~2),茨城県八十三パーセンタイル(59.7 MJ/m~2),および福岡県の七十パーセンタイル(53.8 MJ/m~2)であった。全体として,OHCA症例の20.00%(95%経験的信頼区間[eCI]:10.97 27.04)は,毎日の太陽放射に起因していた。低太陽放射に対する寄与割合は19.50%(95% eCI: 10.00 26.92)であったが,高太陽放射のそれは0.50%(95% eCI: 0.07 1.01)であった。OHCAの実質的な寄与危険度と関連していた低太陽放射。著者らの知見は,OHCA負担を軽減するために公衆衛生面の努力により,太陽放射レベルを考慮すべきであることを示唆した。個別データの縦断的収集を用いた大規模前向き研究はOHCAに及ぼす太陽放射の影響を評価するより決定的に必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 茨城県 ,  疫学 ,  死亡率 ,  公衆衛生 ,  福岡県 ,  日射 ,  気象データ ,  前向きコホート研究 ,  *太陽放射 ,  統計解析 ,  信頼区間 ,  北海道 ,  メタ分析
準シソーラス用語： 非線形モデル ,  *院外心停止 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 突然死 ,  疫学 ,  心臓停止 ,  環境医学 ,  太陽放射 ,  統計的解析

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 日本 ,  太陽放射 ,  院外心停止