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J-GLOBAL ID:201702235379827695   整理番号:17A1438916

2尾の話:β2-ミクログロブリンの凝集経路における非構造化末端の重要性【Powered by NICT】

A tale of two tails: The importance of unstructured termini in the aggregation pathway of β2-microglobulin
著者 (6件):
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巻: 85  号: 11  ページ: 2045-2057  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0761A  ISSN: 0887-3585  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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折畳みと凝集のための中間状態の同定は,基本的な観点からも,立体配座障害を標的とした新規治療戦略の設計に重要である。蛋白質ヒトβ2-ミクログロブリン(HB2m)は古典的に透析アミロイドーシスと関連しているが,単一点変異体D76Nは最近内臓器官に影響する遺伝性全身性アミロイドーシスの原因物質として同定された。ここでは,分子シミュレーションにフレーム統合的アプローチによるHB2mの凝集機構の初期段階を調べるためのモデル系としてD76Nを用いた。構造ベースモデルの離散分子動力学シミュレーションは折畳み景観を占める二つの中間状態の存在を予測した。中間I_1は非構造化C末端を特徴とし,一方,変異体により独占的に占有されている,I_2は二非構造末端を示した。ドッキングシミュレーションは,I_2は野生型蛋白質とΔN6変異体と比較して,D76Nの高いアミロイド形成可能性を合理的に説明するために寄与する酸性と生理学的pHでの凝集に対する鍵となる種であることを示した。ここで行った分析は,中性pHでHB2m自己会合におけるDEループの重要性を再現するとC末端と酸性条件下で二量化過程における隣接G鎖の主要な役割を予測した。凝集ホットスポットの同定は,HB2mアミロイド形成におけるPhe56,Asp59,Trp60,Phe62Tyr63,Tyr66の重要性を支持する実験結果と一致している。凝集過程におけるLys94とTrp95のような新しい残基の関与を予測した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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