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J-GLOBAL ID:201702235385733953   整理番号:17A0325212

環状ボロン酸エステル開裂反応によって引き起こされたふっ化物イオンの迅速で超高感度検出のためのシリカベースSERSチップ【Powered by NICT】

A silica-based SERS chip for rapid and ultrasensitive detection of fluoride ions triggered by a cyclic boronate ester cleavage reaction
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 1599-1606  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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こん跡量の水中フッ化物イオン(F~ )の便利な検出のための化学センシングは,さまざまなセンシング材料と技術を用いて研究された。環境モニタリングと保護のためのF~-の超高感度が簡単,迅速かつ安価な検出を達成するための課題となっている。F~ の迅速かつ超高感度検出のための新規表面増強Raman散乱(SERS)ナノセンサー,環状ほう素酸エステル(Flu PBAジオールAu@Ag NP)による1,4-ジメルカプト-2,3-ブタンジオール修飾Au@Ag NPに共有結合したフルオレセインフェニルボロン酸,を報告した。Flu PBAはAu@Ag NPsの表面に接近し,Flu PBAのRaman信号は強いSERS効果により著しく増強された。しかし,F~ の存在は環状ボロン酸エステルの開裂反応を誘導するトリフルオロボラートアニオン(3F Flu PBA)とジオールへのであろう。3F Flu PBA分子はAu@Ag NPの表面から剥離し,ナノセンサのSERS信号は急冷した。センシング機構に続いて,シリコンウエハの片にFlu PBAジオールAu@Ag NPの集合によって作製したシリカベースSERSチップ。シリカベースSERSチップは水性F~-に対して高い感度を示し,検出限界(LOD)は0.1nMという低さまで到達した。SERSチップを用いて各試験は20μLの試料の液滴のみを必要と~10分以内に達成された。シリカベースSERSチップも水道水と湖水中のF~ の定量に適用した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子) 

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