文献
J-GLOBAL ID:201702235422885629   整理番号:17A1225921

サトウダイコンサイレージを用いたオンデマンドバイオガス生産の特性

Characteristics of on-demand biogas production by using sugar beet silage
著者 (2件):
資料名:
巻: 46  ページ: 114-121  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1118A  ISSN: 1075-9964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
オンデマンド電気発生は,コジェネレーションユニットで利用されるジャストインタイムバイオガス生産により達成できる。本目標に対して,サトウダイコンサイレージのような易分解性基質は,高い可能性を持っている。サトウダイコンサイレージ(SS)と牧草サイレージ(GS)の共処理由来のオンデマンドバイオガス生産の可能性を,それぞれ1.5kgVS/m3/日および2.5kgVS/m3/日の有機物負荷速度(OLR)での2つの実験で評価した。各実験は,それぞれGS:SSが1:0,3:1と1:3の同じ原料比(揮発性固形物ベース)で8時間間隔の間欠的供給システムにより供給した。Gauss方程式によるモデル化を,バイオガス生産に及ぼすSSの影響を理解するために実施した。サトウダイコンサイレージは,短時間で最大のバイオガス生産をもたらしたが,それぞれ原料比とOLRに依存して有意に異なっていた。OLRが1.5kgVS/m3/日では,牧草サイレージのモノ発酵過程での0.27lN/hrの最大バイオガス生産率を2.74時間で達成した。生産速度はGS:SS-3:1では変化しなかったが,より短い時間間隔(1.58時間)内のGS:SS-1:3では0.64lN/時間に上昇した。これに反して,2.5kgVS/m3/日のOLRでは,原料投入と最大バイオガス生産の時間間隔は反応器間で有意な差がなかった(p>0.05)。GS:SS-3:1とGS:SS-1:3でのバイオガス生産速度は,それぞれ2.27時間以内で0.60lN/時間及び2.30時間以内で0.82lN/時間であった。驚くべきことに,OLRに関係なく最大バイオガスとメタン生産速度間に遅延時間がなかった。これは,全微生物群集が間欠的基質投入に適応するとすぐに,代謝産物が嫌気性基質分解の全段階を通じて瞬時に利用されることを意味した。本知見の適用は,オンデマンドバイオガスエネルギー生産のための新規展望を開いた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  農業廃棄物の利用 
引用文献 (31件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る