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J-GLOBAL ID：201702235503051867   整理番号：17A0509600

リグニン誘導体の会合による抗光分解性と徐放性を持つアベルメクチンマイクロカプセルの調製

Preparation of avermectin microcapsules with anti-photodegradation and slow-release by the assembly of lignin derivatives

著者 (10件)： Liu Zhiqing (School of Chemistry and Chemical Engineering/Key Laboratory for Green Processing of Chemical Engineering of Xinjiang Bingtuan, Key Laboratory of Materials-Oriented Chemical Engineering of Xinjiang Uygur Autonomous Region, Engineering Research Center of Materials-Oriented Chemical Engineer...) ,  Qie Runtian ,  Li Wei ,  Hong Nanlong ,  Li Yuan ,  Li Cuihua ,  Wang Rongjie ,  Shi Yulin ,  Guo Xuhong ,  Jia Xin
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 41  号： 8  ページ： 3190-3195  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アベルメクチン(Av)は多くの線虫類に対して非常に効果的な農薬で,農業では広範に使用されている。しかしそれは酸化と光分解に弱く,UV照射では不安定で半減期が短い。本研究では,天然源で環境に優しいリグニン誘導体の自己会合による,アルキル鎖が結合したリグニンスルホン酸を基礎とした高分子被覆型Av(Av@ALS)のマイクロカプセルの,迅速で安価な調製法について報告した。本マイクロカプセルの形態とUV遮蔽能については,SEM,EDX,TEM,DLS,FTIR,および紫外可視分光法により測定した。本マイクロカプセルの自己会合の過程,および放出速度についても詳細に調べた。その結果,本マイクロカプセルはアベルメクチンの57.01%(w/w)に至るまでの顕著な搭載能,優れた徐放性,および特に優れたUV遮蔽性を示した。天然材料であることに加えて簡単で安価なこの会合過程は,農薬を効率的に使用する分野に新しい道を拓く被覆法になると考えられた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *リグニン ,  *殺線虫剤 ,  *徐放性製剤 ,  マイクロカプセル ,  会合 ,  光分解性高分子 ,  紫外線照射 ,  リグニンスルホン酸 ,  被覆 ,  機器分析 ,  薬物放出 ,  遮蔽 ,  耐光性 ,  カプセル封じ ,  *剤形
準シソーラス用語： *アベルメクチン ,  紫外遮蔽 ,  自己会合

分類 (1件)： その他の有害生物防除剤  (FB06050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： リグニン ,  誘導体 ,  会合 ,  光分解 ,  徐放性 ,  調製