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J-GLOBAL ID:201702235534078530   整理番号:17A1098501

進行/転移性尿路上皮癌の成人におけるTRC105(抗エンドグリン抗体)の第II相臨床試験【Powered by NICT】

A Phase II Clinical Trial of TRC105 (Anti-Endoglin Antibody) in Adults With Advanced/Metastatic Urothelial Carcinoma
著者 (20件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 77-85  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3244A  ISSN: 1558-7673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本試験では,TRC105の有効性と忍容性,高度な,以前に治療された尿路上皮癌(UC)患者におけるCD105(エンドグリン)を標的とするキメラモノクローナル抗体を評価した。患者を各28日サイクルの1日と15日に2週間毎にTRC10515mg/kgを投与した。一次エンドポイントは6か月時点での無増悪生存期間(PFS)であった。二次エンドポイントは,安全性,毒性,および全生存(OS)を含んでいた。CD105発現は50例のUC患者の別々のコホートにおける免疫組織化学(IHC)を用いて評価した。バイオマーカー研究は,免疫サブセット,循環腫瘍細胞(CTC),循環内皮細胞(CEC),循環内皮前駆細胞(CEP),およびオステオポンチンを含んでいた。登録された13名の患者のうち,12はOSとPFSで判定した。3か月PFS確率は18.2%(PFS中央値1.9か月[95%信頼区間(CI),1.8 2.1か月)であった。これは2段階設計に基づいて終わる増加のための基準を満たした。OS中央値は8.3か月であった(95%CI3.3 17.0か月)。CD105スコアのためのIHCはT段階(P=.26)またはリンパ節の存在(P=.64)と関連しなかった。制御性T細胞およびB細胞,CEP,TRC105後CECレベルの変化のベースラインレベルは,PFS,OSとの関連に向けた動向を示した。CTC前後のTRC105は4例中4例で検出された。TRC105は忍容性が高かったが,進行UC大量の前治療を受けた患者における6か月PFSを改善しなかった。CD105染色は,異なる強度でUC腫瘍の50%で存在した。免疫サブセット,CEC,CTCの薬力学的意義に関する著者らの観察は,更なる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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