文献

J-GLOBAL ID：201702235560313253   整理番号：17A1248878

パイロクロアTb_2Ti_2O_7の結晶成長と特性評価【Powered by NICT】

Crystal growth and characterization of the pyrochlore Tb₂Ti₂O₇

著者 (12件)： Klimm D. (Leibniz-Institut fuer Kristallzuechtung, Max-Born-Str. 2, 12489 Berlin, Germany. [e-mail]) ,  Guguschev C. ,  Kok D. J. ,  Naumann M. ,  Ackermann L. ,  Rytz D. ,  Peltz M. ,  Dupre K. ,  Neumann M. D. ,  Kwasniewski A. ,  Schlom D. G. ,  Bickermann M.
資料名： CrystEngComm  (CrystEngComm)
巻： 19  号： 28  ページ： 3908-3914  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2462A  ISSN： 1466-8033  CODEN： CRECF4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テルビウムチタン酸(Tb_2Ti_2O_7)は顕著な磁気光学特性を有するスピンアイス材料である。高Verdet定数を持ち,パイロクロア構造を持つ量子材料のエピタクシーのための有望な基板結晶である。Tb_2Ti_2O_7またはパイロクロアの適切な品質の大きな単結晶は,これまで得られていない。ここでは,融液から結晶をCzochralski法を用いた高品質バルク結晶を成長させた。自動Czochralski法を用いた以前の研究は,播種時期直後の直径変動,足形成とその後のスパイラル様成長不安定性に苦しんできた。本研究では,結晶の体積は強くマニュアル成長制御による数立方cmまで増加し,結晶直径40mmまでの結晶長さ10mmまでのをもたらした。ロッキング曲線測定は,222反射に対して28と40の間の半最大値での全幅を明らかにした。比熱容量c_pを室温および1573Kでの動的示差走査熱量測定により測定した,典型的な遅い放物線的な上昇を示した。対照的に,熱伝導率κ(T)は700K付近で最小値を示し,より高い温度T.光学分光法で1623Kまでは紫外から室温で近赤外領域と近赤外領域にも行った。光透過特性と結晶の色はTb~3+Tb~4+への部分酸化による影響であると解釈される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 単結晶 ,  示差走査熱量測定 ,  エピタクシー ,  光透過 ,  熱伝導率 ,  *結晶 ,  ロッキングカーブ ,  Czochralski法 ,  品質 ,  *キャラクタリゼーション ,  比熱
準シソーラス用語： 近赤外領域 ,  高品質 ,  融液 ,  *パイロクロア , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 金属の結晶成長  (BK13030M) ,  酸化物の結晶成長  (BK13050I)

タイトルに関連する用語 (3件)： パイロクロア ,  結晶成長 ,  特性評価