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J-GLOBAL ID：201702235580598874   整理番号：17A1099320

植物防御におけるオーキシン蓄積とJA生合成のCATALASE2の座標SA媒介抑制【Powered by NICT】

CATALASE2 Coordinates SA-Mediated Repression of Both Auxin Accumulation and JA Biosynthesis in Plant Defenses

著者 (3件)： Yuan Hong-Mei (State Key Laboratory of Hybrid Rice, College of Life Sciences, Wuhan University, Wuhan 430072, China) ,  Liu Wen-Cheng (State Key Laboratory of Hybrid Rice, College of Life Sciences, Wuhan University, Wuhan 430072, China) ,  Lu Ying-Tang (State Key Laboratory of Hybrid Rice, College of Life Sciences, Wuhan University, Wuhan 430072, China)
資料名： Cell Host & Microbe  (Cell Host & Microbe)
巻： 21  号： 2  ページ： 143-155  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2784A  ISSN： 1931-3128  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物はオーキシンシグナル伝達を調節し,サリチル酸(SA)およびジャスモン酸(JA)シグナル伝達経路を活性化することにより病原体の攻撃に対する防御。SAとJAは特異的病原型に対する抵抗性に拮抗的に作用する,植物はこれらの植物ホルモンを調整する仕組みは不明である。は生体栄養性病原体誘導SA蓄積はモデル植物ArabidopsisにおけるCATALASE2(CAT2)活性を阻害することによりオーキシンとJA合成の両方を抑制することを報告する。CAT2のSA抑制はトリプトファンシンテターゼβサブユニット1の増加したH_2O_2レベルとそれに続くスルフェニル化をもたらし,このようにしてオーキシン生合成前駆体トリプトファンを減少させた。添加では,CAT2はJA生合成酵素ACX2とACX3の直接相互作用を容易にすることによってジャスモン酸生合成を促進することを見出す,CAT2のSA抑制はJA蓄積を阻害した。そのようなものとして,cat2I変異体は生体栄養性病原体に対する抵抗性増加を示し,死体栄養性病原体への感受性を増加させた。著者らの研究は,CAT2は植物防御におけるオーキシンの蓄積とJA生合成のSA抑制を調整するかを説明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 感受性 ,  合成酵素 ,  Arabidopsis ,  病原体 ,  相互作用 ,  *オーキシン ,  トリプトファンシンターゼ ,  *生合成 ,  前駆体 ,  植物ホルモン ,  オレフィン化合物 ,  脂環式ケトン ,  ケト酸 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： モデル植物 ,  病原型 ,  *防衛 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： Arabidopsis ,  生体栄養性病原体 ,  死体栄養性病原体 ,  SA ,  CAT2 ,  H_2O_2 ,  オーキシン ,  ACX ,  JA ,  スルフェニル化

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  植物ホルモン  (EH02070M) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (2件)： ジャスモン酸 ,  トリプトファン

タイトルに関連する用語 (7件)： 植物 ,  防御 ,  オーキシン ,  蓄積 ,  生合成 ,  座標 ,  SA