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J-GLOBAL ID：201702235635255068   整理番号：17A1009278

ポリビニルピロリドン官能化多層カーボンナノチューブ(PVP/f-MWNT)ナノ複合材料の調製とキャラクタリゼーション

Preparation and Characterization of Polyvinylpyrrolidone-functionalized Multiwalled Carbon Nanotube (PVP/f-MWNT) Nanocomposites

著者 (2件)： HAGHIGHAT Fatemeh (Islamic Azad Univ., Shahrood, IRN) ,  MOKHTARY Masoud (Islamic Azad Univ., Rasht, IRN)
資料名： Polymer-Plastics Technology and Engineering  (Polymer-Plastics Technology and Engineering)
巻： 56  号： 5-8  ページ： 794-803  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： B0866A  ISSN： 0360-2559  CODEN： PPTEC7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶性媒質を用いてポリビニルピロリドン官能化多層カーボンナノチューブ(PVP/f-MWNT)及びスルホニル官能化MWNTナノ複合材料を調製し,その構造,形態,熱特性を調べた。特性評価には,FTIR分光法,SEM,熱重量分析,DSC(示差走査熱量測定)を使用した。PVPのガラス転移温度(T_g)は98°Cであり,PVP/ヒドロキシル官能化MWNT(MWNT-OH)(5%w/w)ナノ複合材料のT_gは101.6°Cに上昇した。この結果は,PVPとMWNT-OH間に形成された分子間相互作用(水素結合)に起因した。またPVP/スルホニルMWNT(MWNT-SO₃H)(5%w/w)ナノ複合材料のT_gは84.6°Cであった。観察された単一のガラス転移温度から,PVPとMWNT-OH又はMWNT-SO₃Hとの良好な相溶性を確認した。

シソーラス用語： *ポリビニルピロリドン ,  官能化 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  ナノ複合材料 ,  キャラクタリゼーション ,  水溶性 ,  分子構造 ,  示差走査熱量測定 ,  熱重量分析 ,  FTIR分光法 ,  *ガラス転移点 ,  ヒドロキシ基 ,  分子間相互作用 ,  水素結合 ,  相溶性 ,  熱特性
準シソーラス用語： スルホニル基

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

タイトルに関連する用語 (8件)： ポリビニルピロリドン ,  官能化 ,  多層カーボンナノチューブ ,  PVP ,  MWNT ,  ナノ複合材料 ,  調製 ,  キャラクタリゼーション