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J-GLOBAL ID:201702235719118495   整理番号:17A0544463

ジメチルアミンとホルムアルデヒドとの反応(Mannich反応)によるリグニン反応性の迅速かつ信頼性の高い定量化

Fast and reliable quantification of lignin reactivity via reaction with dimethylamine and formaldehyde (Mannich reaction)
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 27-34  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0119A  ISSN: 0018-3830  CODEN: HOLZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リグニンの反応性C5位をMannich反応(ホルムアルデヒドの存在下でのアミノアルキル化)で調べるためのpH条件を検討した。モデル化合物としてバニリンを用い,60°C,4時間の反応をした場合,LC-MSによれば,pH7と9でMannich付加物とメチレン架橋を有する副反応生成物,pH5で二置換された副生成物を得た。材料なしで同様な操作をすると窒素含量がpH5でかなりあるが,pH7で無視できた。このpH7で材料を用いるとフェノールグアヤシル単位(G単位)で利用可能なC5位のうち,VAで76モル%,針葉樹クラフトリグニン(SKL)精製物で62モル%が反応して窒素を含有するようになった。31P-NMR分析によれば,SKLではフェノール性G単位の77%がC5置換誘導体に変換された。副反応を避けるには,pH7で1時間処理することが望ましかった。Mannich反応でリグニン中の反応性C5位の量を決定するには,反応生成物の窒素含量の値を0.62で割る,つまり1.6倍すればよいことがわかった。
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分類 (1件):
分類
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木材化学 

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