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J-GLOBAL ID:201702235758896527   整理番号:17A1422308

褐虫藻石サンゴMussismilia harttiiにおける生化学的および生理学的パラメータに及ぼす温度上昇単独及び銅曝露の影響【Powered by NICT】

Effects of increasing temperature alone and combined with copper exposure on biochemical and physiological parameters in the zooxanthellate scleractinian coral Mussismilia harttii
著者 (9件):
資料名:
巻: 190  ページ: 121-132  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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温度を上昇させた単独および溶解した銅(Cu)への曝露との併用の効果は,海洋メソコスムシステムを用いた褐虫藻共生イシサンゴ目のサンゴMussismilia harttiiで評価した。エンドポイントは代謝[褐虫藻の最大光合成容量(Fv/Fm),クロロフィルaとATP濃度],石灰化[炭酸アンヒドラーゼ(CA)とCa~2+-Mg~2+-ATPアーゼ活性],と酸化状態[ペルオキシラジカル(ACAP),脂質過酸化(LPO)に対する抗酸化能]に関与する含まれるパラメータを分析した。サンゴポリープを収集し,順応させ,海洋メソコスムシステムを用いた三通りの温度条件(25.0±0.1°C(対照;局所海水の平均温度),26.6±0.1°Cおよび27.3±0.1°C]に曝露した。単独及び4 8及び12日間の海水中の溶存Cuの四環境関連濃度[2.9±0.7(対照;局所海水の平均濃度),3.8±0.8と5.4±0.9と8.6±0.3μg/L]と組み合わせて試験した。Fv/Fmは温度の上昇と共に実験期間を減少させた。Cu曝露と温度上昇の併用はこの効果を増強した。CAとCa~2+-Mg~2+-ATPアーゼ活性は曝露の8日まで増加したが,実験の12日後回復した。ストレッサーの組み合わせへの温度上昇または長期曝露への短期曝露はLPOを低下させ,生体膜の脂質組成のリモデリング過程の発生を示唆した。ACAP,ATPおよびクロロフィルaはストレッサーにより有意な影響を受けなかった。これらの知見は,溶解Cuへの曝露と組み合わせた温度上昇は漂白への感受性を増加させ,褐虫藻共生イシサンゴ目のサンゴの成長を減少させるM.harttiiことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般 

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